ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

寄る年波には平泳ぎ

2015-05-21 22:53:01 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書
「寄る年波には平泳ぎ」群ようこ著

ずいぶんご無沙汰だった群ようこの本を、ふと思い立って図書館で借りた。


昔から言われていることだけど、「寄る年波には勝てない。」って。
最近ねこ吉は、全くその通りだと感じている。
気力、体力、記憶力、ひたひたと押し寄せる老化の波どころか、ドド~ンと津波の如く大波をかぶっているねこ吉。

群ようこは、平泳ぎで乗り切るというのか・・・。

ねこ吉は、金槌。平泳ぎどころか、全く泳げない。やっぱり乗り切るのは無理か?

読む前から落ち込むわぁ~。

スポーツが出来ないということは、老化の速度に加速がつくということに気付いた。
元々筋肉が無いのに、年と共により筋肉が無くなる。
脂肪を筋肉に変えるなんて、少々ジムに通ったって簡単なことではないことが身に染みている今日この頃。




娘が高校1年生だった頃、ねこ吉は群ようこの本にハマっていた。
結構読んだけど、題名も内容もあまり覚えていないのが悲しいが・・・。

トラちゃん」は、群ようこの飼い猫と家族のエッセイで、
娘も息子も一緒に読んだ。
親子で、トラちゃんの話をよくしたものだった。

ある日、娘が「私、群ようこみたいになる。」と言い出した。

え、何を言うねん、この子は!
作家になりたいということか?

すかさず、「アンタが群ようこになるんやったら、お母さんは群ようこのお母さんみたいになるわ。」と言ってやった。

本によると、群ようこのお母さんは、当時娘の稼ぎをいいことに、高級な着物や服を買い放題だったとか・・・。

娘はギクっとしたのか、作家にはならず、いや、なれずというべきか・・・。

今にして思えば、ねこ吉もまだ若かったな。
3才若い群ようこさんも、それなりに年を取られたようだ。

今晩からナイトキャップ代わりに「寄る年波には平泳ぎ」を読もう。

目次を見たら、最後の項目は「エンディングノートの書き方」だった。


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