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いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
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秋入学が進まない。 univ. can't advance toward autumn matriculation

2012-12-23 19:36:34 | 日記
 (1)東大が国際的大学力評価でせいぜい20位台と低評価に危機感を持ったのか、国際競争力を高めるために「秋入学(autumn matriculation)」を打ち出したが、賛同が拡がらない。高校3月卒業と4月就職社会への効果的な対応が未知数で懸案材料だ。

 世界の大学の多くが9月入学制度で当初、大学の国際化を謳(うた)って政府の10万人海外留学生受け入れ計画は学部、院合わせて9万人余り程度でその後伸びておらずに、日本の大学の4月入学はネックになっているとの分析だ。
 それなら海外留学生だけ秋入学で受け入れればと、そういう制度もすでに導入している大学もあるが、専門職、研究員なら問題もないが学部留学生となると受け入れ大学が年間授業スキーム(scheme)の途中(9月)からの入学になるので、授業効果、効率性、習熟度から問題もある。

 (2)現在の4月入学は入学試験が年間授業の年度末(1~3月)と重なり、「両方」の試験評価、発表で余裕のない大変せわしない立て込んだスケジュールを迎える。
 秋(9月)入学となると夏季休業期間を利用して入学試験、評価、発表に十分余裕を持ってスケジュール対応できるメリットもある。

 高校受験生も卒業後に一定期間の集中した受験勉強、対策がとれて、この期間は有効活用も可能だ。
 企業は年間を通しての人材確保で就職試験対応には順応性もあり、秋入学に対応する技術、能力には問題はない。
 国家試験、資格試験も政策上、秋入学に合わせることも容易だし、在学中の受験も可能(現在もそれが大勢)とすれば入学時期はいつでも問題にならない。
 小中学校の初等教育から秋入学に移行することが望ましいが、そうでなくとも大学秋入学には十分教育メリットはある。

 (3)国立大では会計年度中心の社会年度構造(4月~翌年3月)を前提として、春・秋入学併存制を理想とする大学が大半を占めている(メディアアンケート)。
 大学経営の収益性(受験料収入)からは効果もあるだろうが、これでは年間を通して入学試験、評価に労力、能力、時間が比較費やされて、大学本来の専門教育、研究への負荷が大きく、受験産業化としての大学構図になってしまう恐れがある。

 大学の多くには、入学時期の見直し改革よりは入学試験制度の見直しが優先されるという意見も多い。

 (4)年間を通していつでも入学者を受け入れることも少子化時代の人材確保には方法論ではあるが、大学専門教育の質の維時、効果性、習熟性の持続性に問題はある。
 あまりにも頻繁に時代に迎合して安易に変わる入学試験制度に問題はあり、その見直しと合わせて秋入学への移行には賛成だ。
 

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