いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

情報銀行。 intelligence bank

2019-06-27 19:29:26 | 日記
 (1)銀行手続きに行ったら電話で済ませれるシステムがあるということで、今度はその手続きで事細かなデータ記入があってこんなことまで書くのかとあれこれ不服を言いながらそういうシステムなので書いた(書かせられた)。

 銀行は重要な個人情報の宝庫であり、個人情報の保護時代からビッグデータを活用する時代の変化で事業として有益となるものだが、もちろん保護すべき資産、財産もあるので慎重、厳格な取扱いが求められる信頼関係も必要だ。

 (2)それにしてもだが、便利な銀行システムの手続きにこれだけ関係のないと思われる(自動車免許証のナンバーなど)データ記入との関連性に首をかしげていたら、その銀行が国の指針に添った「情報銀行」(intelligence bank)に初めて認定されたという記事をがあった。個人データを「本人の同意を得て」管理し、第三者に提供する「情報銀行」だ。

 (3)冒頭の手続きからのその認定発表の速さからして手続き時にそういう説明があってもよかったのだが、いづれ銀行の管理、所有する豊富で多様、膨大な個人データ 、ビッグデータが活用される時代が来ることは予想された。

 ビッグデータ活用は米国IT関連企業が先行しているが、アップルやフェイスブックから個人データが大量に漏えいして利用さたれるなどたえず管理面での不安、懸念があり、新しい「情報銀行」としてそれまでにない個人資産、財産管理から膨大な個人データ、ビッグデータを本人の同意のもとに企業などに提供、活用する事業なので、これまでと違ったコンプライアンス、企業倫理観が求められて「本人の同意」の仕方にも慎重な方法論(methodology)が必要だ。

 (4)仮想通貨が貨幣価値を持ちネットを通じて世界どことでも早く決済できる情報化時代に、「情報」(intelligence)そのものが情報提供の「対価」として価値を持つという新しい情報化時代だ。

 「情報」というのは個人の生活、権利、考え、所有、行動などすべてを管理、は握するもので、政府は特定秘密保護法で隠し、個人はプライバー保護法で守られている。

 (5)これらを「情報銀行」として管理し、活用するあたらしいビジネス対価モデルとして確立するものだ。国の2018年度一般会計税収が60兆円を超えて過去最高(報道)となることがあきらかとなり、給与所得、配当所得の増加に加えてサービス業など非製造業が好調なことが要因とされている。

 (6)情報銀行のビッグデータ、情報管理、提供には慎重で厳格なルールがともなうもので情報銀行の社会的責任は重いが、ビッグデータの有効活用により少子高年令社会の構造改革につなげるものであり、適正、有効な運用、活用で情報産業革命となることが期待される。

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