いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

歴史はくり返す。 history repeats itself

2022-03-14 20:11:09 | 日記
 (1)3月13日は東大寺二月堂の「お水取り」で春を告げる。奈良東大寺の地下水は地下を伝って福井県まで続いているといわれる。歴史と自然の永久の壮大さ、ロマンを実感できる。
 日本は信教の自由が保障されているから国家としての宗教は存在しないが、神社仏閣は全国に数限りなくあり、心のよりどころとしたり、観光、景勝を楽しむ人は多い。

 (2)露にはロシア正教がありキリスト教の信仰者も多いが、共産主義独裁国家体制の中で宗教も大きな制約を受けて今回のウクライナ軍事侵攻でもロシア正教、宗教がプーチン大統領の命令に宗教の立場から疑問、意見、自制を申し立てることはやはり聞かれない。

 宗教には宗教の立場があるのだろうが、歴史と自然を綿々と受け継いで信仰、信心を説いてきた宗教としては、今ウクライナで起きている不条理、理不尽な露軍の軍事侵攻は許されない、あってはならない人類の愚かさでしかないと思うが、これまでもみてきたように唯一絶対の理念先行の神、宗教の限界でもある。政治の理念には交渉というよりよい解決を目指す方法論はある。停戦協議は続いている。

 (3)ウクライナ戦争ですっかり話題が移ってしまったが、日本のコロナ感染状況は多くの地域で感染者増加でまん延防止適用となったが、感染者数の減少傾向はみられるが東京で感染者9千人台、大阪5千人台と昨年後半のように二桁台、一桁台の感染者数というわけにもいかずにまん延防止措置にも限界がみえて、政府、専門家会議も解除基準を緩和してそれにより全国すべてのまん延防止適用を解除する方針だ。

 (4)英国では入国規制も効果なくすでにすべての感染者、濃厚接触者の一定期間の待機措置をやめて、カゼ、インフルエンザ並みの対応に切り替えている。日本もコロナ社会3年目を迎えて、昨年では大騒ぎになった感染者1万人、5千人でも感染主流のオミクロン株の特性を考慮して規制緩和、外国人留学生の受け入れ緩和で経済社会活動優先に切り替える対応方針だ。

 国民の感染理解、予防、協力の方法論にも問題は残り、インフルエンザ並みの対応となればワクチン接種の普及、のみ薬開発実用化は欠かせない。

 (5)歴史はくり返していいものもあれば、くり返してはならないものもあり、自然から課題、問題を突き付けられて人間のえい智が試されるようだ。
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