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いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
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新型ウイルスと科学者。 new style virus and a scientist

2020-04-01 19:44:27 | 日記
 (1)WHOが新型ウイルス感染流行は欧州中心と言っていたのが、あっという間に米国に移って今や米国は感染者16万4千人で窮状を伝えられているイタリア同10万人を大きく上回る感染流行の中心だ。

 今後中東など紛争地、避難民地域、アフリカに感染拡大が危惧されて、感染流行拡大の基軸が移り変わって影響被害のさらなる甚大化が予想されている。

 (2)日本も世界感染国との行き来、入国を禁止して対策、対応しているが、感染地域移り変わりで海外日本人の帰国が進めば国内での感染流行拡大につながることも考えられて、専門家からは今後1年の感染対応の予測も聞かれる。

 ノーベル医学生理学賞授賞者の山中伸弥京大教授は新型ウイルス感染流行拡大を受けて、自身のウエブサイトを立ち上げて新型ウイルス対策は1年かかるとの見通しを示している。

 (3)また「iPS細胞も対策に貢献できると思う」と科学者として新型ウイルス対策に積極的に提言している心強い姿勢を示している。新型ウイルス感染は免疫がなく新治療薬もなく、完全に制圧するには人類が一旦免疫抗体を持つことによって、また新治療薬が開発されることによってようやく新型ウイルス感染拡大が収まるという理論で当面は新治療薬開発が課題となるが、山中教授のiPS細胞提言はiPS細胞からつくった人間の肺の細胞を提供し感染実験を通じて性質解明や治療薬の開発に生かしてほしい(報道)というものだ。

 (4)トランプ大統領は米国内の爆発的新型ウイルス感染拡大は「戦争」だと表現したが、新型ウイルス感染拡大と人類との「戦争」には科学者の叡智、対処、提言、開発、治療が大きな力となるもので、山中教授のウエブサイト開設、iPS細胞の活用提言は人類にとって大きな励み、力、希望、勇気になる心強いものだ。

 こういう行動するノーベル賞科学者の行動、理論は説得力があり重いものがある。本人はウイルス感染分野の専門家ではないと謙虚な姿勢を貫いているが、iPS細胞の具体的な活用方法を示して提言して新型ウイルスの性質解明や治療薬の開発に提言している研究者姿勢は人類には心強い希望、勇気となるものだ。

 (5)新型ウイルス感染は感染流行拡大の阻止で政治、行政による外出、移動の自粛、禁止、感染海外からの入国禁止などが中心となっているが、ウイルス対策としては科学者の積極的で理論的なかかわり、行動としてのかかわりが多く出てきていいものだ。

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