(1)経団連と連合の春闘というと早春の幕開けを告げる恒例行事という印象が強いが、色あせた感も強い。経団連は日本経済をけん引する経営者の声を政府、政治にモノ申して大企業優先、優遇の経済政策の実現を目指す経済集団組織で、かっては政治影響力も備えて同会長は財界総理ともいわれた。
連合は前身総評から労働組合の全国組織として春闘賃上げ交渉、労働スト抵抗戦術を組織して労働者の生活、立場を守る労働団体だ。
(2)日本経済が重厚長大型製造業中心の産業時代はそれぞれに存在感はあったが、時代は情報化時代、社会でサービス業、IT産業中心に移行して企業の独自性、独立性、独創性が高まり、グローバル時代、社会の変化もあり労働産業界の組織化、つながりがあいまいになってきた時代だ。
安倍政権になって本来、自由で自主、自発性の経済活動に官邸主導による政労使会議によりデフレ脱却のための賃上げ要請(官邸春闘)が強まり、経団連も政治にモノ申す立場から政府追随の支持、支援団体として存在感を失っていった。09年民主党政権での政府との距離感拡大も影響している。
(3)リーマン・ショックの世界同時不況、10年以上に及ぶ日本のデフレ不況を経験して、企業は労使の賃上げ交渉の対立構造から働く場所の確保という企業存続が命題となり、モノわかりのいい企業別の独自労使交渉が単位となり総評から連合に移行して労働組織としての役割、使命をなくしている。
(4)28日の春闘開始の経団連と連合会長の話し合い、その後の労使フォーラムでは、経団連会長から「新卒一括採用、終身雇用、年功序列。これまでの雇用システムのままで良いのか」(報道)と「時代遅れ」を指摘して改革を訴えた。
政府は「働き方改革」法を成立して長時間労働の規制、非正規雇用の保障、同一労働同一賃金など労働環境の改善指針を示しており、経団連、連合の組織、立場が「時代遅れ」で実効性のないものであることを示した。
(5)安倍政権のアベノミクス、大胆な金融緩和策は円安、株高効果で大企業、富裕層優遇で格差社会を増幅させて、本来なら経団連、連合が政治(介入)に代わって格差社会の是正に努力しなければならないものであり、その組織、存在は色あせた(discolor)時代遅れのものだ。
連合は前身総評から労働組合の全国組織として春闘賃上げ交渉、労働スト抵抗戦術を組織して労働者の生活、立場を守る労働団体だ。
(2)日本経済が重厚長大型製造業中心の産業時代はそれぞれに存在感はあったが、時代は情報化時代、社会でサービス業、IT産業中心に移行して企業の独自性、独立性、独創性が高まり、グローバル時代、社会の変化もあり労働産業界の組織化、つながりがあいまいになってきた時代だ。
安倍政権になって本来、自由で自主、自発性の経済活動に官邸主導による政労使会議によりデフレ脱却のための賃上げ要請(官邸春闘)が強まり、経団連も政治にモノ申す立場から政府追随の支持、支援団体として存在感を失っていった。09年民主党政権での政府との距離感拡大も影響している。
(3)リーマン・ショックの世界同時不況、10年以上に及ぶ日本のデフレ不況を経験して、企業は労使の賃上げ交渉の対立構造から働く場所の確保という企業存続が命題となり、モノわかりのいい企業別の独自労使交渉が単位となり総評から連合に移行して労働組織としての役割、使命をなくしている。
(4)28日の春闘開始の経団連と連合会長の話し合い、その後の労使フォーラムでは、経団連会長から「新卒一括採用、終身雇用、年功序列。これまでの雇用システムのままで良いのか」(報道)と「時代遅れ」を指摘して改革を訴えた。
政府は「働き方改革」法を成立して長時間労働の規制、非正規雇用の保障、同一労働同一賃金など労働環境の改善指針を示しており、経団連、連合の組織、立場が「時代遅れ」で実効性のないものであることを示した。
(5)安倍政権のアベノミクス、大胆な金融緩和策は円安、株高効果で大企業、富裕層優遇で格差社会を増幅させて、本来なら経団連、連合が政治(介入)に代わって格差社会の是正に努力しなければならないものであり、その組織、存在は色あせた(discolor)時代遅れのものだ。