(1)EUからの英国の離脱でヒト、モノ、カネの自由往来というEU理念の民主主義、自由主義、資本主義の結束が揺らぎ、中国の1国2制度に対して香港、台湾市民が「ノー(no)」を突きつけて共産主義の統治支配が揺らいで世界政治、社会は混迷(chaos)を深めている。
(2)1国主義、個人主義が主流を占めて、協調、協力、連携、連帯の理念、思想、主義はみられない。ソ連の崩壊で唯一の覇権国家となった米国が理想主義を捨てて、米国第一、保護主義を打ち出して世界は基軸を失って、極右勢力、左翼政権の台頭を招いて、国際テロの温床となっている。
(3)政治、経済、平和の壮大な実験場としてのEUはヒト、モノ、カネの自由往来という理念が大量のアフリカなどからの難民、移民の流入に拒む理由もなく受け入れざるを得ずに、EU内各国事情に適切に対応できずに結束にほころびをみせた。
EUとしては大量の難民、移民を生む紛争国、地域に対して働きかけて、統治、管理対策の協力、支援も必要だった。ヒト、モノ、カネの自由往来はEU理念のものではあるが、外部からの大量の難民、移民の流入には受け入れるだけでは解決する問題ではなく、EUが結束して対象国、地域に対して問題解決に向けて働きかけるべきだった。
(4)国連安保理など国際機関も活用して大量の難民、移民問題をEUの理念、理想、パラダイスの犠牲にすべきでなかった。民主主義、自由主義もダメ、共産主義、社会主義もダメの世界観の中で人類は理想、パラダイム(paradigm)、パラダイスをどこに求めていくのか、求めようとするのか光は見えない。
(5)香港市民、台湾市民の中国の影響力を排除する決断、意思、実行が救いでもあるが、中国の1国2制度の中では国際的な支援、協力というわけにもいかない。
台湾総統選では1国2制度に反対する与党の蔡英文さんが800万票余りの過去最高票(報道)で再選されたが、中国との関係改善を目指す野党候補も550万票を獲得しており中国との経済関係、協力を重視する声も大きく、無視できない存在だ。
(6)総統選最高得票の蔡総統がどう台湾市民の分断を調整し結束をみせるのかは、既成体制拒否、分断、格差の国際政治でも関心がある。
(2)1国主義、個人主義が主流を占めて、協調、協力、連携、連帯の理念、思想、主義はみられない。ソ連の崩壊で唯一の覇権国家となった米国が理想主義を捨てて、米国第一、保護主義を打ち出して世界は基軸を失って、極右勢力、左翼政権の台頭を招いて、国際テロの温床となっている。
(3)政治、経済、平和の壮大な実験場としてのEUはヒト、モノ、カネの自由往来という理念が大量のアフリカなどからの難民、移民の流入に拒む理由もなく受け入れざるを得ずに、EU内各国事情に適切に対応できずに結束にほころびをみせた。
EUとしては大量の難民、移民を生む紛争国、地域に対して働きかけて、統治、管理対策の協力、支援も必要だった。ヒト、モノ、カネの自由往来はEU理念のものではあるが、外部からの大量の難民、移民の流入には受け入れるだけでは解決する問題ではなく、EUが結束して対象国、地域に対して問題解決に向けて働きかけるべきだった。
(4)国連安保理など国際機関も活用して大量の難民、移民問題をEUの理念、理想、パラダイスの犠牲にすべきでなかった。民主主義、自由主義もダメ、共産主義、社会主義もダメの世界観の中で人類は理想、パラダイム(paradigm)、パラダイスをどこに求めていくのか、求めようとするのか光は見えない。
(5)香港市民、台湾市民の中国の影響力を排除する決断、意思、実行が救いでもあるが、中国の1国2制度の中では国際的な支援、協力というわけにもいかない。
台湾総統選では1国2制度に反対する与党の蔡英文さんが800万票余りの過去最高票(報道)で再選されたが、中国との関係改善を目指す野党候補も550万票を獲得しており中国との経済関係、協力を重視する声も大きく、無視できない存在だ。
(6)総統選最高得票の蔡総統がどう台湾市民の分断を調整し結束をみせるのかは、既成体制拒否、分断、格差の国際政治でも関心がある。