相変わらずガイドさんなしであるから、ドライバーさんが色々気を使ってくれる。
民家を訪問させたいが 住民がOKしてくれるかどうか分からないから
待っていてくれ・・・・とバスを降りて行った。
この村はイスラム教徒の多いヤオ族の村、待つこと暫くして
「村の部族長がOKしてくれたから自由に見学して・・・」と
どの家の住民も快く家の外、中を見せてくれた。
軒先のかまどで何か煮ていたので 勝手に蓋を取ってみたら金時豆くらいの
大きさの豆がふっくら美味しそうに煮えていた。
訪問時間は午後2時くらいであったから それはきっと夕食の準備であろう。
部族長は自分の歳を説明するのにポルトガル占領時の話も出た。
部族長は自慢げに自分の家の中を見せてくれたが 中は真っ暗
適当にカメラを向けフラッシュをたいて撮ると ベッドに子供が?
部族長の子? この質問がなかなか通じず 彼の子なんだー・・・
と誰も思ったが結局そうではなかった。
とんだ間違いに彼も苦笑いをしていた。
皆がフラッシュをたき写真を撮るから寝ていた子供が
目を覚ましてしまい申し訳ないことをしてしまった。
彼は部屋の中に自転車があり どうもそれが自慢で見せたかったようである。
ここで民家をバックに旅友一団の集合写真を取ることにした。
が 出来た写真は現地人の集合写真になっていた。