市場の見学の後は ひたすらモザンビーク島に向け走る。
島へは船で? 陸との距離は?
ビュンビュン、ガンガン走る車では会話も聴き取れない有様。
ミニバスの後ろには トランクを積んだ荷車を牽引しているのに
よくスピードが出せるものと感心する事しきり、
そのもの凄いスピードに気持は穏やかではない。
それと言うのも 道中で聞いた ミユージシャンーのKさんの話を思い出す。
このKさん、妹さんと2人世界あちこちの鉱山で宝石の原石の採掘をするのが趣味とか
たしかロシアでは鉱夫と一緒の小屋で寝泊まりしたとか、イスラエルでは・・・
スリランカでは・・・・等々色々な話をきいたが
ブラジルでの話には背筋が寒くなった。
宿泊場所と鉱山の送り迎えを頼んでいる車がもの凄いスピードで走っていた時
20メートルの崖を回転して落ち、車は逆さまに川にはまる事故
この時 彼女は両足と右腕骨折、頭 顔はザグザグの怪我
妹さんは何とか無事で同乗していたドライバーの子供を引きずり(通訳の為)
崖を這いあがり助けを求めた・・・・とか
この時 飛行機をチャーターしてサンパウロだか何処だか聞きもらしたが
大都市の病院へ搬送してもらった・・・・・と
「飛行機をチヤーターしたのは初めてだったけで気持良かった~・・・」だって。
その時の怪我の後遺症と足の脛の盛り上がりや傷跡をみせてくれた。
その話を聞いた後だったから「このスピード 怖くない?」と聞いたら
「目を瞑っているのよ」といっていたが その様な恐ろしい思いをしても
凝りもしないで旅を続けられるのに感心する。
掘った原石をどうするのか? 眺めてはニヤニヤ ら し い。
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