今回の旅行の目的である杏の花をあっちの村、こっちの村とお花見を堪能して
幸せいっぱい、胸いっぱいの満足な気持で 2日前まで居たアルチに向かってホテルを出発する。
出発してしばらく走るとムルベクの磨崖仏に着く。
2日前にもここを通ったが先を急いだので素通りしたが今日は見学をします。
8世紀に彫られたと推測される大きな弥勒菩薩である。
チベット仏教と言うよりもカシミールから伝来したインド仏教の要素が強いとか。
遠望が出来ず近くから見上げる菩薩はひときわ大きく感じる。
併設するお堂の中に入ると丁度朝の勤行が始まるところであったので
我々も正座して手を合わせ解らないお経を聞きながらお祈りをする。
しかし あまりにもお経が長いので 先を急ぐ我々はもぞもぞと立ちあがり帰ることにする。
ここまでの旅の無事を感謝し、そして 残りの旅の無事を願って
幾ばくかのお布施? お賽銭? を奉納した。