まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

アルチ滞在

2010-06-15 | 日常
 寝たのやら 寝なかったのやら目覚めの悪い朝である。

朝食はレーの町まで行き1日がかりで仕入れてきた卵で目玉焼き&オムレツを出してくれた。

ラダックの人達は完全なるベジタリアンであり、卵は生きものだから(雛がかえるから)

食べないが我々には出してくれた。

そうです、昨晩の夕食もバター、チーズは使ってあっても肉、魚はありません。


ホテルのあるこの小さな村は、それでもアルチでは一番大きな村である。

と言っても半日歩けば村の隅ずみまで見て歩けるほどの大きさである。

午前は歩いて幾つかのゴンパ(チベット仏教寺院)見学である。

ゴンパへの道すがらΓリンチェンサンボの杖の木」と呼ばれる木をみた。

訳経官リンチェンサンボが杖をつき挿しておいたら根づいて大木になった・・・と言う木(子の木)

そう言えば 四国八十八ヶ所巡りの時 弘法大師が突き挿した杖が

大木になったという木があったのを思い出した。

何処にも 似たような話があるが柳系統の木なら珍しくないかも・・・。

この木は民家の屋根を突き抜けて生えており その民家が木を守っているようである。

我々のガヤガヤと言う声に窓が開き 少年が顔を覗かせた。

面格子から中を覗くと、台所兼居間の様な部屋で父親と思う男性が

何やらお経を唱えながら 大豆くらいの大きさの団子を作っていた。

仏様に供える団子かな? 

昨日訪問した民家と同じように鍋などが綺麗に並んでいた。