まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

レーの空港

2010-05-18 | 日常
 雪山に囲まれたレーの空港に着いてタラップを降りると

澄んでヒンヤリした冷たい空気の何と美味しいこと

こんなに美味しい空気を吸ったのはいつだったか・・・

しかし ここは標高3505m ゆっくり深呼吸しているわけにはいかない。

そう 過呼吸を心がけ、速足歩き、大声等々ダメ!ダメ!ダメ!

空港には えんじ色の衣をきたお坊さん? のお出迎え。

そうなんです ここラダックはインドであるが宗教はヒンズー教ではなく

チベット仏教である。

ラダックは小チベットとも言われている。

それゆえ ガイドもチベット仏教僧の ラマ・パルダンさん。

ラマとはラマ教の高僧、チベット語でΓ高位の僧」と言う意味である。

ダライ・ラマさんもそうである。

大変偉いお坊さんのガイドということである。

(でも チベット旅行の時はチベット人とかチベット仏教僧のガイドではなく
漢民族の女性であった。おいしい仕事は 全て漢民族が抑えてしまっているようである。)

彼は えんじ色の衣、えんじ?赤?のジャンパー、えんじの帽子、足元のサンダルもバックも同じ色である。

空港には、新車かと思うほどのトヨタのシルバー・メタリックのステーション・ワゴンが

5台並んで我々を待っていた。

今まで3回来たインドの乗り物はボロばかり、今回の車には驚きである。

まず ホテルに向かいお庭のテーブルで暖かいマサラティーを戴く。

暑いデリーから いきなり寒いレーへ、そこでの熱いマサラティーは殊のほか美味しく感じた。

ホテルの庭に杏の木があったが まだ蕾が膨らみかけたくらいであった。

1台に3人ずつ乗り込み 高度順応のためレーより標高の低いアルチへ向かう。