トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

タゲリ

2014-12-16 | 野鳥


隈取のような顔の黒い線 長く後ろに伸びた冠羽 緑や淡紅色の羽
見ていて面白い色形の鳥だ

チドリ科の鳥で 体長32cm 雌雄はほぼ同色
主に冬鳥として全国に渡来して 水田や河原 畑 湿地などに居る
渡来直後と退去前には群でいることが多い
地面の昆虫類 甲殻類を嘴で突いたり足で地面を叩きミミズ類を採食する
鳴き声がミューミューと猫のような声で鳴く
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アオツヅラフジ実と種

2014-12-15 | 樹木 草花


アオツヅラフジはツヅラフジ科の落葉つる性木本
つるは右巻きで淡黄褐色の毛が生える

花は夏に咲き枝先と葉腋にに付き小さな黄白色
果実は核果で11月頃に白粉を帯びた黒色に熟す
白粉を帯びた実は表面で紫外線を反射して 紫外領域まで見える鳥の目には一段と輝いて見える

ブドウのような実を潰すとドロッとした果肉と種(核)が出て来る
種は中心が凹んで イモムシ状とかアンモナイトとか言われる変わった形で面白い
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サネカズラ

2014-12-14 | 樹木 草花


サネカズラの赤い実が美味しそう
集合果は2~3㎝の球形で11月頃に赤く熟す
樹皮からとった粘液を整髪に使ったのでビナンカズラ(美男葛)の別名がある

花が終わると花床が丸く膨らみ 液果が球状に集まった集合果を付ける
花は8月頃 葉腋に1.5㎝程を付ける マツブサ科の常緑ツル性木本
左が雄花 右が雌花
 

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ゲンノショウコ

2014-12-13 | 樹木 草花


ゲンノショウコの実が弾けた
下痢止めの民間薬として有名で 飲めばすぐ効くのでゲンノショウコ(現の証拠)という
果は上部が嘴の様に伸びその下端に種子がある 熟してくると5裂し裂片は種子を一個づつ巻き上げる
この形(写真)が神輿に似ているので別名ミコシグサ(神輿草)という

乾燥させた全草を煎じて飲むと 下痢 健胃整腸に効果がある
薬用にするには6~9月頃採取するのが良い
4~5月頃に摘み取った若い葉はやや苦みがあるが美味 生でてんぷら ゆでてあえ物や油いために良い

花は7~10月に咲く 関東では白色 関西では紅紫色が多いと言われるが 植栽されているせいか都心の公園では赤白両方の色の花が咲いている フウロソウ科の多年草




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スズメの餌遣り

2014-12-12 | 野鳥


公園でやんごとなきご婦人がスズメに餌をやっていた
パンなど人が食べるものは 野鳥に良くないと言われているせいか ヒエだかアワだかの実をやっているようだ
まだ嘴の黄色い若鳥が成鳥をオットばしたりして見ていて面白かった
野鳥の餌遣りは手がこそば痒かったりしてとても楽しい

何年か前から都心の公園では 野鳥への餌遣り禁止になってしまって冬場のカモなどが激減している
自然の状態で暮らせる数が残っている と言うことなのだろう
長いスパンで見れば野鳥もその数を減らし続けているのだから 自然環境をもっと良くしてから餌遣り禁止したらどうかと思うが如何だろう
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ローズマリー

2014-12-11 | 樹木 草花


ローズマリーはハーブである
ハーブは香りと薬効と風味を持つ草の総称として使われいる
ナポレオンはストレスを解消し体に活力を与えるローズマリーのオーデコロンを愛用し
又 愛と記憶のハーブとも言われ記憶力増進の効果もあり「ハムレット」の中ではオフィーリアがハムレットに手渡すためにローズマリーを持って登場するロマティックな場面もある

ハーブを一番簡単に役立てるにはお茶が一番かもしれない
一人前で乾燥したものなら大匙一杯 生ならその3倍量にお湯を注ぎ5分ほど蒸らしたら出来上がり
ローズマリー茶は頭痛 ストレス 記憶力増進 強壮に効果ある

ローズマリー:地中海沿岸地方原産 シソ科の常緑性低木
さまざまな種類があり立性と匍匐性種に分かれる
花は青から紫色が多いが白や桃色のものもある

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ヒイラギ

2014-12-10 | 樹木 草花


ヒイラギの香りの良い花が咲いた
モクセイ科モクセイ属の常緑小高木 高さ8m位になる
本州の関東以西に分布している

葉が2形態あり 若い枝の葉は先端が棘状になった歯牙が数対あるが 老木の葉は全縁となる
年取るととげとげしさが無くなって丸くなるとか言われている

花は11~12月頃に葉腋に香りの良い白い花が束生する
果実は楕円形の核果で1㎝位 来年の6月頃に紫黒色に熟す
節分の時に枝を戸口にさして邪気の侵入を防ぐ風習がある 
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ゴマダラチョウ幼虫

2014-12-09 | 虫類


エノキの木の根元の枯葉をめくるとゴマダラチョウの幼虫がいる
幼虫で越冬するがこんなに薄い枯葉ではほとんど寒さ凌ぎにはならないだろう

大きさは3㎝位だった 頭部に長い角があり背に3対の突起 尾端は二又に開いている
ナメクジそっくりなナメクジ型芋虫
夏の頃 緑の葉の上で見た幼虫は緑色をしていたが 枯葉にいるこの幼虫は枯れ葉色
食草のエノキの根元の落ち葉で越冬する

成虫(8月のもの)

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白変種のオナガカモ

2014-12-08 | 野鳥


上野の不忍池に白いオナガガモが居た
白変種なのか?アルビノなのか?

白変種(はくへんしゅ)と言うのは色素の減少により体毛 羽毛 皮膚などが白化した動物のこと
同じように白化するアルビノもあるが こちらはメラニンに関わる遺伝情報の欠損により白くなる
見かけ上の違いは 白変種のメラニン生産能力は正常であるため 瞳孔は黒く部分的に茶色の羽があり アルビノは瞳孔が赤く透けて見える

白変種は 従来は突然変異によって誕生した希少種と言われたが 脊椎動物に広く存在することが確認されている現在では 関わる遺伝子情報は正常且つ基本的なものと考えられている
有名な白変種ではアフリカのホワイトライオン インドのホワイトタイガーがある ホッキョクグマ ホッキョクギツネ ハクチョウなども生活環境から白変色の集団になっていると言われてる

地球の歴史の中で氷河期と非氷期の繰り返しの中 氷河期には保護色となる白変色は生存に有利で有ったために 白化する遺伝情報は基本的な遺伝子として現代にも受け継がれていると考えられている
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皇帝ダリア

2014-12-07 | 樹木 草花


今日は24節季の大雪 雪が降りしきり平地でも積もる頃

コウテイダリアが大きな花を付けた
3~4mもの大きさになることから皇帝の名が付いた 別名コダチダリア
ダリアはスウェーデンの植物学者アンデシュ・ダールに因む名前

メキシコ原産のキク科ダリア属の多年生草本
8月中旬以降 日が短くなると花芽を持ち晩秋に大きな花を咲かせる
夜に街灯の光などがあると日の短くなったのを感じないため花芽は付かないという
見上げる位置に花があり青空が良く似合う花だ
人気があるらしく最近公園でよく見かける
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イイギリの実

2014-12-06 | 樹木 草花


イイギリの実が豊作だ
葉がキリの葉に似ていて 昔ご飯を包んだことからイイギリ(飯桐)の名がある
とは言うがキリの葉は切れ込みが入って三角状や五角状になり似てるかなーと思う

イイギリ科イイギリ属の落葉高木
イイギリ属はイイギリ1種からなり東南アジア特産の属
花は雌雄別株 時に雌雄雑居性 春に芳香のある花を多数つける
実は10~11月に熟しナンテンに似た実を付ける 別名はナンテンギリ
実の中には1~2mmほどの小さな種が50個以上も入っている
ヒヨドリがこの実をよく食べにくる
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ワタの実

2014-12-05 | 樹木 草花


雨の中ワタの実が生っていた
ワタはアオイ科ワタ属の多年草の総称
木綿は種子の周りについている

繊維としては伸びにくく丈夫であり吸湿性もあり肌触りも良い
そのため今でも下着などに良く使われているが グループや個人での生産はあるが統計上の国内生産はない
繊維の主成分はセルロース

摘み取ったものを棉と言い 種子を取り除いたものを綿と言うが区別しないことも多い
木綿栽培のもっとも古い証拠がメキシコで見つかっており約8000年前だそうだ
日本では799年に持ち込まれたが定着せず 一般的になったのは16世紀以降と言われる
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紅葉狩り 紅葉 黄葉

2014-12-04 | 樹木 草花


今年の京都の紅葉素晴らしく 満喫した
赤 黄色 グラデーション一生分見た気がするが次のシーズンにはまた見たくなるに違いない
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国宝 西明寺三重塔

2014-12-03 | 旅行


琵琶湖の東側に 湖東三山と呼ばれる寺院がある
西明寺 金剛輪寺 百済寺(ひゃくさいじ)の三寺院

西明寺の本堂と三重塔は国宝に指定されている
紅葉に彩られて見事だった

当寺は平安時代の834年に三修上人が仁明天皇の勅願により開創された古刹
信長が比叡山を焼打ちにした直後に 西明寺も焼打ちにしたが本堂や三重塔は難を免れた
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国宝 彦根城

2014-12-02 | 旅行


♪松風騒ぐ丘の上 古城よひとり何忍ぶ――♪
昭和27年国宝に指定された彦根城を見てきた
姫路城 松本城 犬山城と共に国宝4城と言われている

慶長12年(1607年)ころに完成した
三層白亜の天守が400年前の姿を今も見せている
徳川時代一度の国替えもなく城攻めもなく 今も彦根の象徴として大事にされている
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