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シモバシラの花

2021-10-07 | 樹木 草花


シモバシラの花は一方に偏って付いて面白い
名前は、初冬の頃枯れ始めた茎の根元から、霜柱のような氷柱が立つことから付いた

シソ科の山地の木陰に生える多年草
茎は4稜形で60cm程になり、上部は枝分かれする
葉は長楕円形で長さ8~20cm、鋸歯があり表面の脈上に細かい毛がある

9~10月 一方に偏った花穂を出し短い柄の先に花を付ける
唇形花で花冠は白色で7mmほど
上唇は浅く2裂し、下唇は3裂する、雄しべは4個、先が二つに分かれた雌しべと共に花冠から飛び出している

霜柱は、初冬の頃地上部は枯れても根はまだ水を吸い続けており、茎の途中から染み出して凍り始め出来る
最近はまだ霜柱が融けない早朝に、わざわざ見に行く人も多い
他に霜柱を付ける植物は、アキチョウジ シロヨメナ カメバヒキオコシ カシワバハグマ 他何種かある
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