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キアシナガバチ

2018-05-06 | 虫類


公園の掲示板の下側に キアシナガバチが巣作りの真っ最中
キアシナガバチはスズメバチ科アシナガバチ亜科のハチ 名前の通り黄色い部分が多いハチだ
巣作りしているのは女王蜂一匹 大きさは25mmほど
巣は木の枝や軒先などに下向きに作られ 木の繊維などで和紙のような質の巣

アシナガバチの一年
春越冬から目覚めた女王バチは 一匹で巣を作り産卵する
幼虫が孵ると食料探しに出かけ羽化するまで育児をし世話をする
初めに羽化する成虫は働きバチでメスだが産卵はしない
女王バチに代わって巣の拡張 食料探し 幼虫(自分の妹弟)の世話をする

巣は次第に大きくなり働き蜂も増え夏になると 来年巣を作る新女王バチと 他の巣の新女王交尾するオスが羽化する
この頃最初の女王バチは寿命で死に 巣のハチも次第に数が減り秋には空になった巣が残る
新女王だけは交尾ししたのち 枯れ木の隙間などに潜って冬を越し 翌年の春新しい巣を作り始める
これがアシナガバチの一年
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