清華大学と米国の保健関連の研究所とが共同
で行った大気汚染が備える健康への影響調査で
2010年度には、大気汚染が原因で死亡した
人数が123万4000人に及ぶと発表している。
中国全土の死者数の実に15%に当る。
全国の281都市の住民調査では、9割の人が
空気が「悪い」か「極めて悪い」と回答したとの
調査報告もあるが、中国の都市では健康的な
日常生活を送れる環境を備えていない。
中国に長期滞在する外国人は60万人で、うち
20万人が毒ガス都市の北京市に住んでいる。
この人たちを中心に最近、脱出が加速している。
北京市に居住する住民の肺がん新規患者数が
2013年度には1万人を突破する。
2011年の新規患者数が約8000人、2012年
には9000人に達し、大気汚染悪化が進む
今年は1万人を超えるのは確実だと言う。
北京市は、肺がん患者が毎年10%超も増え
続けている異様さを備えた「がん都市」だ。
水不足に悩む北京市では重金属や化学物資の
汚染によるがん発症も多く、住める場所ではない。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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