台風13号が九州の西海岸に上陸して日本列島を縦断
するコースをたどっていて、備えが欠かせません。
9月中旬で13番目となると、年間平均では丁度、半分
というところです。
片平均では台風は、26個余りとなっていますから、
今年はスローペースなのか、少ないのか、ですが少な
いことに越したことはありません。
1967年には、39個も発生していますが、平成10年は
16個どまりでした。
近年は、やや発生数が少ないようですが、12月に
入ってから発生する年もありますから、今年も少ないと
安心することは禁物です。
逆に、アメリカ南部を襲う大型ハリケーンが最近目立って
います。
3年前に、ジャズの故郷、ニューオリンズの街に壊滅
的な被害を及ぼした「カトリーナ」の再来かと心配された
「グスタフ」が9月1日にルイジアナ州に上陸しました。
このハリケーンの襲来に 備えて、実に190万人もの
人々が避難しています。
中心気圧が955Hpaと、ハリケーンのランクでは4に
分類される猛烈なハリケーンで、コースのハイチや
ドミニカ、アメリカで100人を超える死者で出ています。
更に、9月13日には、「アイク」がテキサス州に上陸し
この時にも、100万人を超える人々が避難しました。
熱帯性低気圧の発生と被害は、近年、台風からハリ
ケーンに移っているようです。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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