大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

どうなる開城工業団地

2009年05月26日 | Weblog


    


4月末、国連安全保障理事会が北朝鮮の3企業の資産を

凍結したことに反発し、核実験と大陸間弾道弾の発射実験を

行うとの声明を発表し、対決姿勢を露にしました。  

また、今月15日には韓国側が7000億ウオン(約500億円)

を投じている開城工業団地について、新たに提示していた

賃上げなどの条件を飲まなければ、撤退しても良いと報じ

契約破棄の態度を示しています。

開城工業団地では、韓国の李明博大統領への反発から

南北の往来制限やスパイ事件など問題が絶えませんでした。

もし、北朝鮮が開城工業団地を閉鎖した場合は韓国側には

投資金額や商品生産に関連した多額の損失が発生します。

それにも増して北朝鮮の影響は大きいといわれています。

開城工業団地では、北朝鮮の従業員が約3万8千人居り

年間3352万ドル(約31億8000万円)の収入を得ています。

北朝鮮にとっては、近代的な設備やノウハウを備えた開城

工業団地は、中止前に1200人規模の人たちが働いていた

金剛山観光事業とは桁違いの大きな収入収入源です。 

従業員やその家族にとっても仕事場を失うことは、大きな

生活不安につながります。

北朝鮮国内では、近代的な環境備えた開城工業団地で

働くことは「開城ドリーム」と呼ばれる憧れの仕事場です。

国内屈指の西洋文化の窓口の小都市ひとつが消えると

なれば、従業員や家族の不満は爆発的に膨らみます。

宣言通り閉鎖されると、かって無い国民の不満と反発が

大規模な暴動の発生が予測される事態になります。  

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