韓国関税庁が発表した8月1日~10日の貿易
統計では、輸出が22・1%減の最大の落込みに。
主要輸出相手国の対中国は28.・3%減、対米国
では19・5%減少し、対日も32・2%減となった。
主力輸出品目である半導体が34・2%減と
大きく落ち込んだほか、石油製品が26・3%減、
自動車も6%減などとなった。
世界の輸出額上位10ヶ国のうちで、韓国が
最大の落込みを記録している。
韓国は、輸出が国内総生産(GDP)の約37%を
占める経済の柱であるため、輸出の落込みは
国の存亡を左右する重大さを備える。
輸出額の2割強を占めるとされる半導体は
在庫増で価格は暴落しており、年内の回復は
難しいとされる。
また、輸出の1/4を占める中国は、米中貿易
戦争で経済はガタガタになって来ており、
中国の難局打開に備えた対応も、米国には
受入れられず、状況は深刻さを増す。
世界経済も、不況へ向かう兆候を見せており
韓国にとって輸出環境は悪化するばかり。
加えて、貿易収支も赤字に転じる兆候を
見せており、もし90ヶ月続いてきた黒字が
途切れ、慢性的赤字となれば国は持たない。
ウオンは1ドル=1200ウオンを割り込み、
既に外資の逃避が静かに始まっている。
1300ウオンに近づけば、一気に通貨危機に。
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