日本国内では、8月20日に2万5000人を超えて
いた新規感染者数が、その後急減し始め、
1ヶ月後の9月20日には2000人台にまで激減。
更に、1週間後には、1,000人台になり、月が
替わって10月3日以降は1000人割れの日が続く。
9日には、全国が777人、東京都は82人と2桁に。
東京都も、9月24日に200人台を記録した後は、
200人台で下げ止まりの状況がみられていたが、
10月2日に100人台になってからは、1週間余
100人台で安定している。
当事者の日本人も驚く減少ぶりだが、コロナ
感染拡大と共に就任した菅首相が、昼夜を
問わず官邸に泊まり込んでまで感染抑止対策に
取組んだが、目に見えた成果が見られなかった。
これが禍して、退任表明に追い込まれたことで
国民も本気で感染抑制に取組んだことが激減に
繋がったとする論拠には、その通りだろう。
中等症の感染者も、自己責任で自宅隔離。
まるで、感染した者は自業自得と言わんばかり
自宅隔離が宣言されるまでに追い込まれた
医療体制の脆弱性、治療施設の容量の貧弱さに、
感染したら命が危ないと国民が本気に考える
ことになったのが危機感が最も大きな要因だった
のではないかとも思う。
統計では、206人もの人が受けられるべき
適切な治療も受けられずに、自宅で亡くなって
いる事実を胸に刻んで、次に備えるべきだ。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
健康と安心のメタボへの備えは?