大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

対馬の盗難仏像 韓国最高裁判決で返還へ

2023年11月23日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



         



2012年に韓国人の窃盗団が、対馬市の観音寺

から盗み出した長崎県指定文化財の[観世音

菩薩坐像]を、瑞山の浮石寺が14世紀に

日本人の海賊集団[倭寇]によって略奪された

ものとして所有権を主張し、韓国内で仏像の

所有権を巡る裁判が続けられてきた。

1965年に締結された日韓の文化財等の返還

請求権に関する取り決めに基づいて、日本は

盗まれた2体の仏像の即時返還を求めた。

だが、折からの、反日運動による排日気運から、

韓国内で造られ、祀られていた仏像を日本が

略奪したものだから、韓国に所有権が在る

のは当然との世論で、日本側の返還請求

自体を非難する声に、請求はかき消されていた。

尹錫悦大統領となって、対日政策の見直しが

進み、韓国最高裁は10月26日に、浮石寺側の

上告を棄却した。

最高裁は判決で、1973年に民法の[取得時効]が

成立しているとして、浮石寺の所有権を認めず、

所有権は観音寺にあると認定した。

盗まれた仏像の返還決定に10年余を要した。

朝鮮王朝の正史朝鮮王朝実録には、李氏朝鮮

時代(1392 1910年)前の高麗末期時代の倭寇は、

日本人ではなく高麗人が主体だったとある。

また、儒教が国教である李氏朝鮮時代になると、

仏教は徹底的に弾圧され、仏教寺院は荒廃し

多くの仏像などは破壊され、流出している。

この時代に日本に流入したとも考えられる。

日本の国宝である法隆寺の百済観音は、飛鳥

時代に造られた木造観音菩薩像だが、その名

前や伝承から朝鮮半島からやって来たものと

長く考えられていたという。

だが、素材が日本国内産のクスノキとヒノキで

在ることが証明されて、国内で彫られたと判明。

作者は不明ながら、時の仏師、鞍作止利(止利

仏師)とも推測されるとするが、彼は半島

からの渡来系の人。

日本国内の早期の仏像などの多くは、渡来品や

渡来系の人の手に成るものがほとんどだ。

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