9月17日に、北朝鮮に接する坡州市最初の
アフリカ豚コレラの感染が見つかってから
東の漣川郡で2例目が出た。
23日には漢江よりも南のソウル市西北部の
金浦で見つかった後、政府は封じ込めに
備えて韓国西北部に警戒ラインを設けて
六つの重点管理地域を指定し豚の出荷を禁止。
しかし、25日には指定地域以外の江華でも
感染が確認された。
その後の調査で、最初の発生地域であった
坡州市や漣川郡を出入りしていたトラックが
これらの地域を自由に往来していたことが
明らかになった。
更に、驚くことにトラックは韓国南西部の
光州市のある地域の全羅南道や中東部の
慶尚北道などへも行き来をしていた。
特に、国内で最も多く豚を飼育している
中央部の忠清南道に接した地域であり、
感染場所とトラックなどでの往来があった
可能性もあり、もしこの地域に感染が拡大
すれば、1100万頭の規模の韓国養豚業が
壊滅するとの懸念が広がって来た。
今回も、感染拡大防止に備えた初期対応の
遅れが明らかで、2015年5月のコロナウイ
ルスによる中東呼吸器症候群(MERS)感染
拡大時と同様な事態なることが懸念される。
日本では、水際でのアフトンウィルスの
侵入を阻止する万全の対策が求められる。
｢備えよ常に！ 備えあれば憂いなし」です。
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