備えよ常に! 備えあれば憂いなし
日本でも、最近では犯罪捜査などで監視
カメラの映像が大活躍していることが判る。
昔は、大勢の刑事さんが手帳を片手に聞き
取りに各戸を回っていたのと様変わり。
この監視(防犯)カメラの半数以上が中国製。
中国製の監視カメラは、世界を席巻する勢い。
これに、人工知能(AI)を用いた顔認証システムを
組み込むと、街を行き交う国民の監視が可能に。
米商務省は、中国が米国の半導体技術を使った
軍事力強化を阻止する目的で、米画像処理
半導体(GPU)企業、エヌビディアの先端プロ
セッサの中国向け輸出を禁止した。
人工知能(AI)で世界制覇を目論む中国の野望に
狂いが生じるのは必至。
エヌビディアのGPU[A100]は、2年前に発表
された製品で、データセンター向けのAI
演算に使用されている。
中国は、AIを戦略技術の最優先課題に掲げて
おり、AI関連の企業や研究所に公的支援を
つぎ込んでいるが、複雑なAIアルゴリズムの
プログラミングに不可欠な先端チップはエヌビ
ディアなど米企業からの供給に依存している。
今回の輸出規制で、膨大なデータ処理が必要な
アリババグループやテンセントホールディングス
なども、エヌビディアの先端チップが欠かせない
ため、演算処理に急ブレーキがかかる。
中国のGPUメーカーは存在するが、代替
使用はできないため、画像処理による新分野
への進出を計画していたアリババなども大打撃。
中国の画像処理ビジネス頓挫は不可避とされる。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?