大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

イモが食糧危機の救世主に

2008年12月12日 | Weblog


    


近年の食糧価格の高騰は、世界で食糧を満足に入手

出来ない人たちを直撃しています。

更に、今後20年間は、発展途上国を中心に毎年1億人

づつ人口増加が増加すると想定されています。

現在、全世界で9億人以上の人が飢えで苦しんでいて

これらの人々の救済と増加する人口に備えるためには

食糧の確保と安定的な供給が緊急課題となっています。

チリのチチカカ湖周辺が原産地とされるジャガイモは、

現在中南米から15世紀にスペイン人によってヨーロッパ

へもたらされてからは、改良が進み、南から北の寒冷地

のポーランド、ロシア辺りまで広く栽培されています。

1990年代までは、ヨーロッパ地域が生産の中心地

だったのが、現在の世界の生産量、約3億トンの内

約半数が開発途上国で収穫されています。  

食糧危機に備える柱にジャガイモを据えて、今年を

国際イモ年と位置づけて国連食糧農業機構(FAO)は

広く栽培の普及・促進を図っています。

日本の主産地の北海道では、JAようてい(倶知安町)

が36種類ものジャガイモを植えて、多彩のジャガイモ

の花で人々を集めてPRを行うなど、日本国内でも、

ジャガイモを主役にした催しが広く行われました。

北朝鮮や北欧の食糧危機の時代に大活躍をした実績を

持つジャガイモを初めとする、イモ類が食糧危機時代の

救世主となる期待は、非常に大きいものがあります。  

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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