全世界では、現在、食料不足で苦しんでいる人が
9億2300万人おり、2005年から2007年に食糧
価格の高騰で7500万人増加したと国連食糧農業機構
(FAO)が報告しています。
世界的な食料不足に備えるために、栄養価が高く、
荒地などの条件の悪い土地でも育てやすいジャガイモ
に着目して、この栽培の促進に力を入れるために、
2008年を国際イモ年と位置づけています。
ジャガイモ以外に、お馴染みのサツマイモやヤマイモ類
などは日本では常にお目にかかることが出来ます。
イモ年の今年、特に注目を浴びたのが北京オリンピック
驚異的な記録を出したジャマイカノのウサイン・ボルト
選手です。
彼はタロイモが常食の環境で育ったので、世界では
タロイモの持つ栄養源、活力源に注目が集まりました。
このほか熱帯地方ではヤムイモ、また非常食用としては
キャッサバなどが栽培されて食糧にされています。
ジャガイモは、中南米から北欧のポーランドなどの
寒冷地でも適応性があり、痩せz日でも育てやすい利点
が重宝されて、食糧危機に備える切り札として位置付け
られています。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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