大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

遺伝子組換え小麦の輸入も

2008年06月28日 | Weblog





食糧の自給率40%を割る時代になった今、世界では

食糧危機が叫ばれ、暴動すら発生しています。

食糧は、欲しい時に、必要な時に、いつでも輸入ができる

時代はすでに終り、日本は他の国と食糧の買い付けの

競争をせざるを得ない時代になっています。

そして、買付けで提示する金額で買い負けをし、他の国に

食糧を買い取られてしまって、買い付けできない事態も

起こっています。

価格が高くなるという次元を超えて、手に入らないかも

知れないという時代になりました。

幸いコメは、現在では需要量に対しては100%自給出来

ていますが、小麦の輸入が出来なくなって、パンや麺類

などの小麦製品からコメに転換が起こるとたちまちコメ

不足が深刻化し、また、作付けを増やすにも減反政策で

田は荒れ果て、人手も足りず、需要増に応えられない

環境になってしまっています。

食糧不足時代に備えて、減反政策を廃止し、「増反政策」

に反転すべき時代に入っているのです。

小麦やトウモロコシの輸入についても、抜本的な見直しを

すべき時期です。

アメリカの小麦の91%、トウモロコシの76%の生産量が

遺伝子組換え品になっており、また、政府の農業施策は

トウモロコシは、食品用よりも収入の良いバイオエタノール

原料として利用するように助成をしています。

有利なトウモロコシの作付けのために、小麦や大豆から

転作が進んでいる現状で、遺伝子組換えでない小麦や

大豆の輸入は、今後、不可能に近い状況になるでしょう。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

安全と安心非常持出袋の準備は?






  




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