石狩低地東縁断層帯は、主部と南部とに区分され、
主部は、北海道美唄市から岩見沢市、夕張郡
栗山町、夕張郡長沼町、夕張郡由仁町、千歳市を
経て、勇払(ゆうふつ)郡安平(あびら)町に至る
全長66㎞と推定される断層帯。
最新の活動は1739年以後、1885年以前であった
可能性があるとされる。
主部全体が1つの活動区間として活動した場合、
M7・9程度の地震が発生する可能性がある。
30年以内の地震発生確率はほぼ0%となっている。
一方、南部は主部の西側を並行して走っており、
主部が通る千歳市の西に隣接して分岐し、勇払郡
安平町、苫小牧市、勇払郡厚真町を経て、沙流
(さる)郡日高町沖合の海域に至る断層帯で、
全長は54㎞以上と推定され、東側が西側に対して
相対的に隆起する逆断層とされる。
研究者によると、石狩低地東縁断層帯主部と
石狩低地東縁断層帯南部は、並走する区間では
地下で繋がっている可能性があり、もし両者が
同時に活動する場合は、全体の長さは108km
以上となり、M8・2、若しくはそれ以上の
巨大地震が発生する可能性があると指摘。
石狩低地東縁断層帯が位置する地域は最大で
厚さ9㎞におよぶ堆積層に覆われているため、
地下の詳しい状況は未解明。
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