非核化に備えた米朝会談は、実効性の乏しい
拍子抜けする内容だったと専門家が指摘。
早速、習近平は金正恩との会談で支援に向けた
姿勢をあからさまにし、国連決議で禁止されて
いる北朝鮮支援も積極化し、石油の海上での
積替えの｢瀬取り｣が中国主導で活発化。
中朝首脳会談では、習近平が金正恩に｢完全
非核化は10年前後のちでいい｣と述べたとされ、
更に、中国は今後10年間にわたり、総額10兆円
もの支援を約束したとされ、トランプ大統領は
完全にコケにされた格好。
中国が後見人として名乗り出て、宣言した
ようなもので、少なくとも今後10年間は
図に乗った金正恩はずるずると先延ばしが
見込め、命が伸びたと安堵したことだろう。
独自の解決策をもたない日本の拉致問題は、
同様に先延ばしの憂き目にあうことに。
独自解決に備えたベトナムでの極秘会談は
バレてしまったが、米国に遠慮することは
第一級の国益に関わる事案だから遠慮は無用。
非核化交渉停滞要因の厄介者となった習近平は
追加関税の大幅上乗せの恫喝をものともせず
9月9日の北朝鮮建国70周年記念式典に出席
するとされるが、さて米国はどうするかだが。
9月上旬にも、2000億ドルの対中関税発動か。
8月29日に、トランプ大統領は中國ペースで
動きそうになって停滞している非核化交渉の
現状打破に備えて、過去最大規模の米韓合同
軍事演習の再開をほのめかしたが、この脅しも
どこまで効果があるのかも疑問。
ちょっかい者の文在寅もそわそわと出番待ち。
｢備えよ常に！ 備えあれば憂いなし」です。
ｕ
健康と安心のメタボへの備えは？