劇団「め組」の方が直島小学校に来られて、演劇を見せてくださいました。
1,2,3年生は、「青い鳥」を観劇しました。
子どもたちは、面白いところでは笑い、登場人物が危ない時には心配し、劇に見入っていました。主人公のチルチルとミチルが探し続けた幸せの青い鳥は、家族など自分の近くにいることを知り、観ていた子どもたちも、チルチルやミチルに共感していました。
公演の後には、俳優の方から、劇をする際の大きな声での話し方を教えていただきました。ここで教えていただいたことは、歌を歌うときなどにも役立ちそうです。
この公演を観た子どもたちの感想には、「悪いことをしてしまった時は素直に謝りたい」や「家族を大切にしていきたい」といったことが書かれていました。
4・5・6年生は,シェークスピア原作「ヴェニスの商人」を観劇しました。
子どもたちはみな,役者さんの演技に釘付けでした。途中,主人公アントーニオがピンチに陥る時もありましたが最後はハッピーエンドで,笑いあり感動ありの素敵なストーリーに子どもたちの表情も和らいでいました。
劇を見終わった児童は,ヴァッサーニオとアントーニオのお互いを思い合う友情のすばらしさに感動し,「自分も友達を大切にしたい。」という感想をもっていました。
また,多くの子どもたちが本で「ヴェニスの商人」を読んでみたいと言っていたのが印象的でした。
こんなにも間近でプロの演技を見ることができる,とても貴重な体験をした1日でした。
今日の演劇観賞会を通して、子どもたちが、役者さんのすごさや舞台の様子、演出などに関心をもち、演劇ならではのすばらしさに気付いてくれたらと思っています。そして、日々の生活の中でも,今日の観劇を通して学んだことを是非生かしてほしいです。