ああ、思い込み…

友人とふたりで近所のおでん屋さんへ食事に行った。
友人は私より一学年下。なぜだか小学校のときの話になった。
彼女が通った小学校では運動会のときだけ、何故か白い足袋（←着物を着るとき履くヤツです）を履かされ、その足袋で家から登校し、カケッコなどをしていたそうで、しばらく大人になっても、
「小学校の運動会では、白足袋を履くもの」
と思って生きてきたそうだ。だがもちろん、周りの人たちで同じ経験を共有している人はおらず…。
「夢でも見てたんじゃないのぉ～？」
と疑いの目を向ける私に、
「いや、6年間も履かされていたから夢じゃない！」とキッパリ言い切る。
でもなぜに運動会に白足袋？
ちなみに足首の留め金があたって、走りにくかったそうです。
どなたか他に、運動会に白足袋を履かされた方、いらっしゃいませんか？

カウンターで隣に居合わせた女性のお客さん（50代後半くらい？）が、今日が誕生日だと言うことで…。
そこでまた面白い話を聞いた。
この方、高校入試の願書を提出するときに、担任の先生から、
「皆、生年月日が間違っていないか、ちゃんと役所に行って調べて来なさい」
と言われたそうで、言われたとおり役所に行って自分の生年月日を調べてみたら、なんと10日ぐらい自分が誕生日だと思っていた日とズレていたそうだ。
さっそく家に帰って親に言ったら、
「あ、そうだっけ？」
と、うす～い反応。親の記憶違いで自分の誕生日をずーっと違う日だと、中学三年生まで思って生きてきたそうです。
この方、ご兄弟が多いのかと思いきや、6歳上のお姉さまがいるだけで、そのお姉さまの誕生日は間違っていなかったそうです。何年前の話かは分かりませんが（←訊けませんよね）、学校の先生が調べて来い、と言うくらいだから以前はそんな間違いが多かったのかなぁ～？

まぁ、かく申す私も手術をするまで、自分の血液型を誤って思い込んでいて、病院で赤っ恥をかいたくらいですから、人のこたぁ～言えませんが…。結構思い込みってあるんですよねえ～。思い込みは捨てたい！とは思うものの…。なかなか難しぃ～。