Last Day

17年間住んだこの家とも、今日でお別れ…。
なんでもそうだろうけど、お別れのときは、あっけないのよね。
長い間、お世話になりました。ありがとう～！

一番悩ましかった…

今回の引っ越しは、ただ物を移動するだけではないので、かなりめんどくさい。
家具や家電のほとんどを処分しないといけないのだ。
世の中、遺品整理だのリサイクルだの、古い家具、家電を処分する業者はあまたあり、広告も沢山ポストなんかに入ってくる。でも、それで悪徳業者につかまって法外なお金を取られた人の話も聞いた。どこで処分するかが悩ましいところ…。
で、随分前、区報に載っていたリサイクル業者の広告を取っておいたので、そこに電話してみた。区報に載っているからには、ちゃんと審査されている。もし万が一、変なところだったら、区に苦情も出せる。
「新聞の折り込み広告を見てですか？」
と言う先方に、区報の広告を見て…と強調しておく。
電話する前にHPでチェックしてみると、引き取りに一切お金はかからないと書かれてあった。ホントかなぁ～と思いつつ、見積もりに来てもらう。

ちょっと頭が淋しいけど、きっと30代くらいなんだろうなぁ～と思しき男性がひとりやってくる。家具、家電などを写真に撮っていく。家電はスマホでメーカーと型式をチェックしている。一階と二階に不要の物があり、大小かなりの数になる。

その人は正直、自治体に出した方が安くなりますよ、と言った。それは分かっているが、自治体は家の前に出さないと持って行ってくれない。大きな箪笥やベッドをどうやって二階から降ろせと言うのか？母が使っていた箪笥なんかは、相当古いから値にはならないと承知していた。
今回は2ｔトラックが必要になるので、トラックに費用が掛かるとのこと。
全部で8万円。あれぇ～？費用は掛からないとＨＰに書いてたけどなぁ～と思いつつも、大量の場合はそうなるのかな？と思った。

ポストに入ってくる広告の業者も2ｔトラックでいくらから、と安い値段をうたっているけど、その人曰く、「だいたいそれ以上はなんやかんや言ってとられますよ」と…。う～ん、そうだろうなとは思うが…。

ただ、洗濯機、冷蔵庫に値が付くので、だいたい2万円くらいで引き取れそうだと言って帰って行った。2時間後、上司と相談して、やはり2万円+消費税でどうかと電話が掛かって来た。
2ｔトラックで2万円なら、まぁいいかと思って了承した。

大家さんの遺品整理の時は、7人の作業員が来て、3階から屋上の物置まで相当の数の家具を24万円で持って行ってくれたそうだ。前にも悪徳業者に引っ掛かった知人の話なんかを聞いているから、こんなもので妥当なんだろうね。

さらばブラウン管

2011年だったっけ？
アナログからデジタルに変わり、TVもブラウン管から液晶の薄っぺらいものに変わった。
家にはTVが2台あり、1台は液晶テレビに買い替えたけど、もう1台はデジタル放送の変換機をつけて、そのまま使用していた。そのテレビはVHSとDVDが再生できる（録画は出来ない）ので、重宝していた。が、今回の引っ越しの為、処分することに…。ま、もうブラウン管も寿命のようで、最初は画面が暗くて、長く付けているとだんだん真っ白になって行ってラジオ状態になってしまうので、手放す時期になったと言うことか。

近所の電気屋さんにいくらで持って行ってくれるか訊いたら、今はブラウン管テレビは専門の業者に頼まないといけなくなったとのこと。
そこで、私の愛読書『ごみと資源の分け方・出し方　保存版』を見て、家電リサイクル受付センターに電話する。

それにしても処分代と運搬代で結構なお値段がするのよね。

人はなぜ、お金を出して増えたらソンした気がしないのに、減るとソンした気持ちになるんだろう？

ホント、物は増やすより減らす方がエネルギーがかかる。もう絶対物なんか増やさんぞ！と、心に誓ったのであります。

リベンジ！

2週間位前、いらなくなった衣類を出張買取に来てもらったわいいわ、たった3点で200円と言う散々な結果に終わった。しかも大き目の箱3箱の衣類は残ったまま…。さっそく違う業者に申し込むも、来てもらうのに今までかかった。

そこの業者は事前に、
「商品拝見前にこのようなご案内となりますこと大変申し訳ございませんが、衣類につきましては 百貨店で購入されたお品物以外はノーブランドの取り扱いとなります為、45リットルの袋一杯に詰めた状態で1袋 50円～100円の買取となりますことご了承下さいませ」
と言う返信メールを送って来た。それでもよければ申し込んでくれと…。
ネットで評判を見ていたので、期待はしていない。とにかく持って行って欲しかったので、それを了承した上で来てもらうことにした。が、時間がかかった…。
今回来たのは30代後半と思しき男性。前に買い取りに来た男性より人当りがよく、ネコも飼っているそうだ（周作を見て、話しがはずんだのかもしれないが…）。
ここの会社は買い取った物をアジアやアフリカへ売って収益を得ているそうで、なんかそれTVで見たことあるなぁ～と言ったら、
「カンブリアですよね？」
とのこと。カンブリアだったか何ブリアだったかは覚えてないけど、確かに見た。その会社だったのだ。日本の物は古くてもいいものだから、とアジアでは人気があるのだそうだ。
まぁ、高く売れなくても、また大切に使ってくれる人がいるなら、いいじゃないか…と思った。

と言うことで今回は全部持って行ってくれた。私は300円位かなぁ～と思っていたら、500円だった。めでたし、めでたし…？
そんなことなら最初からここに頼めばよかったなぁ～。ずーっと苦しんでた便秘がやっと治った感である。

話し変わって、
今日は周作がやって来た日。周作記念日。わが家へやってきて6年になりまする。元気で長生きしてくれ！

37年もの…

今日、区の廃品回収をお願いした。
朝の8時までに家の前に出しておくようにと言うことだったけど、実際に回収が来たのはお昼の2時過ぎだった…。
それまでボロボロの箪笥と鏡台が家の前に置いてあったわけで、家の前を通った人が、
「なんだぁ～？このボロはぁ～」
と思ったんじゃないかと、恥ずかしくなるような代物です。

私が19歳の時に、母に買ってもらった箪笥と鏡台。
ボロボロでも無理くり使っていた。鏡台はもはや鏡台と言うより、布をかぶせてTV台にして使ってたんだけどね。ついに捨てることになった。
あの当時、まさかこんなに長く、手元に残しているなんて思ってもみなかったよね、って言うか、若かったころ、自分が齢を取ったことなんて想像だにしなかったし…。
長い間、使っていて愛着があったもの。捨てるのは辛かったけど、諸行無常じゃ、仕方ない。
37年間、ご苦労様！ありがとう～！

『おかしなかんてん』

先日、友人の息子さんが『昼めし旅』と言う番組に出たので拝見した。
南海キャンディーズのしずちゃんが、レポーターとして職場を訪れた。そこで紹介されていたのが『おかしなかんてん』と言う寒天のお菓子。美味しそうに食べていたので、「美味しそう～‼」と言ったら、沢山送ってくれた。なんだか催促したみたい…（汗）。

チーズ味、カレー味、うす塩味…。どれもクセになる美味しさ…。
最近、コレステロール値が異常に高くなっている私。ご飯を食べるより、煎餅を食べる方が好きな私には、寒天で出来た『おかしなかんてん』がうってつけかも…。

もっと寒天を食事に取り入れて、コレステロール値と血圧を下げなくちゃね。寒天で健康生活を目指すぞ！

周作の出身地に…

使い古したタオルや、周作が子供の頃に使っていたトイレ。箱テッシュにウエットテッシュ。ネコの箸置き、徳利にお猪口。その他ちょこまかしたもの…。
周作を貰って来たNPOの団体に持って行った。
とりあえず持って行って、いらないと言われたら持って帰るつもりだったけど、全部引き取ってもらえた。

代表の人がいらしたので、「ネコが血尿を出したとき、相談にのっていただきありがとうございました。おかげさまで5歳になりました。元気です」
と挨拶した。
もちろんご本人は覚えていらっしゃらないけど、周作が病院に2度も行ったにもかかわらず、1か月間血尿が治らなかったときに、専属のお医者さんとコンタクトを取ってくれ、アドバイスしてくれたのです。

いろいろと支援したいのは山々だけど、今、自分にそういう余裕がないのが正直のところ…。
せめて使用しない物で、役に立つものがあれば、寄付するしかないのです。

『姫路城と初デート』

一週間前の話。
Eテレをつけていたら、
～わたし、姫路城、今日は初デート～♪
と言う不思議な歌が聞こえてきた。

なんだ、これ？

と、思わず見入ってしまった。
姫路城をガードが堅い女の子にたとえての歌。
～難攻不落の私を許して～♪
となる。

さっそくネットで調べて見る。『びじゅチューン！』と言う番組内での歌のよう。随分前から放送されていたようだ。

お正月に姫路城へ行って来たばかりだから、すごくツボにはまった。

ちなみに今日は『武蔵の遅刻理由』と言うのをやるんだそうな。

雪により…

引きこもった一日…。
たまたま引きこもっていられた日だっただからよかったけど…。

雪が積もったことが、記憶の中で2度しかないところで生まれ育った私は、雪は脅威…。歩けないのよね…（涙）。
しかもタイミング悪く、つい先日、雪の日の為に買った登山靴がボロボロになってしまったので捨ててしまった…。
雪が積もると、マジ命の危険を感じる軟弱者であります。
雪の上でもちゃんと歩ける人になりたい！←切実。

灯台下暗し…

またまた灯台下暗し感を味わってしまった。

最近の私の愛読書は、もっぱら自治体のゴミの捨て方が書かれている冊子。
あらためてじっくり見てみると、なんと！分別ゴミが指定された日時以外でも捨てられるゴミ集積所が、家の近くにあったのです。しかもその場所の近くをよく通っている…にもかかわらず、私は全然気が付かなかった…。
17年間も住んでおきながら、なんじゃぁ～‼　とつくづく己の目は節穴だったと痛感。いつ もわざわざ指定された曜日に遠くまで捨てに行っていたオノレのバカさ加減にも、我ながら呆れ返り…。

さっそく今日、いらないCDとかDVDを捨てに行ってみて、どんなところか偵察してきた。確かに地味な看板で目立たない。何をする建物なのか、にわかには分からない。誰もいない集積所を一通り見て歩いていたら、ドアが突然開き、
「わかりました？」
とオジサンが出てきた。
監視カメラで私がウロウロしているのを見たから出て来たんだろう。確かに無人で暗くて分かりづらい…。
「今度、こちらに古布を捨てさせてもらいます」
と言って帰って来た。
それにしても、もうこの街ともオサラバだと言うのに、いまだに新しい発見をしてビックリしている私であります。