水

久しぶりに会った知り合いと、夏休みは田舎に帰るのか、という話題になった。
帰るには帰るけど、彼女の実家は7月の大雨で床上浸水50cmだったと言う。そうだった。彼女は鹿児島出身だった…。
家の近くに大きな川があり、子どもの頃にも一度、その川が洪水でボートに乗り、それを叔父さんが腰まで水に浸かりながら引っ張ってくれた記憶があると言う。
ニュースでは大変だなァ～と思って見たりしているけど、こんな身近なところに、大雨で大変な思いをした人がいる。もう少し近くに住んでいたら、何か微力ながらお手伝いをしたいと思うけれど…。何も出来ずにごめんなさい。

さて、夏休みに入って、暑い日曜日の翌日になると、必ず水の事故の犠牲者が何人と報告される。毎年、同じ様なニュースが入るけど、なんとか防げないものなのかなぁ。水の事故。

実は今だから笑って話せるものの、一歩間違えれば、私は一生叔母からうらまれるような人生を歩むことになったかもしれない事件があった。
当時2才のいとこが、私の後を追ってきて、川にドボン！と落っこちたのだ。幸運にも、知った顔の伯父さんが遠くで立ち話をしているのが見えたので、そこに助けを求めに走った。談笑していた叔父さんたちの顔が、一瞬のうちに青ざめたのを今でも鮮明に覚えている。すぐに祖母の車で、病院へ連れて行き、事無きを得たけど…。

当時、いとこ何人かでつるんでよく遊んでいた。一番チビだった彼女は必死で私たちの後を追って走りまわっていた。それが幸いにして彼女の身体能力を高めたような…。川に落ちたときも、彼女の目が開いていて、私の方を見ていたのも覚えている。

当の本人は当然のことながら覚えておらず、あの時の私がどんな気持ちだったかを話すのを、人事のように聞いて笑っている。

でも世の中、笑える話ばかりじゃないもんね。そのせいだとは思わないけど、私は泳げません。水の中に入るのが嫌いです。

ひとりっ子

友人の中学生になる子ども（女の子）が、
「私がめんどうを見るから、妹を産んでくれ」
と友人に私の目の前で頼んでいる。
「無理」。
友人は無碍なく却下。
あーなんて、切ない光景なんだぁ～。
ついつい、「そうだよねぇ～、母娘三人で一緒に踊れたら、カッコいいよぉ～！」（彼女ら母娘は一緒に舞台で踊っている）と加勢したけど、それも友人の耳には届かず…。
姉妹（兄弟）はいいよね。どんなにダメなヤツでも。ひとりよりはいい。
ひとりっ子の淋しさは、ひとりっ子にしかわからないんだろうなぁ～（友人は、2人姉妹）。

悩ましい夜

今年も悩ましい夜がやって来た。
何が悩ましいか、って？
音ですよぉ。音だけの花火。。。。
今日は隅田川花火大会。
ＴＶの取材のためか、ヘリコプターが5機くらい、うちの頭上を飛んでいる。
うちは悲しい哉、花火の片鱗すら見られないのに、音だけはしっかり聞こえる場所なんざんす。
「今年は風向きのせいかしら？そんなに音がしないわねぇ～」と、スーパーのレジの女性が話していた。言われてみると、今年は少し静かだったかも…。
テレビ東京では、ＴＶ中継しているけど、あれ見る人いるのかなぁ～？

バレエ対決

月曜日にテレビ東京で放送された「バレエ対決」の番組をビデオに撮っておいたのを、今日、やっと観る。ふたりのコーチにそれぞれ、30代後半の女性タレントがつき、『眠りの森の美女』のオーロラのソロを10日間で訓練し、どちらがうまうく踊れるようになるか、と言うのを競うというもの。厳しく指導する先生と、褒めて伸ばそうとする先生との指導の差がクローズアップされていたが、厳しい方の先生には私もむか～し、ほんの少しだけ習ったことがある。確かに昔からあんな感じだったなぁ～。でも、指導には定評があり、バレエの先生が沢山、習いに来ていた。姉妹で教えていらして、妹先生の方がマイルドだったけど…。
今は厳しい先生というのは、若い人たちには敬遠されるんだろうなぁ、と思う。以前とは、習い事の先生と生徒という関係が、変わってきていると思う。以前は、先生は師であり、絶対であり、叱られることが嬉しいと言うようなＭっぽいところが生徒にはあったけど、今はどちらかというと、お客様感覚なところがあるような。
それにしても厳しい先生の笑顔には、すごい愛情が感じられて、ちょっと感動したなぁ～。

恐怖の…

6月にあったダンスの発表会のＤＶＤと写真が出来あがった。
毎回ロクな写真がないけど（なんせ被写体が悪いもんで…）、今回はマシなほうかも…。
ＤＶＤは頑張って、シラフで観ましたよぉ。ホントは一升瓶を横に置いとかなきゃ、恐ろしくて直視出来ないんですけど…（爆）
いいものを沢山観てきているので、目だけは肥えている。だから、理想と現実が自分の脳ミソの中でうまく処理できない辛さよ…。肉体と魂が分離しない限り、理想に近づけないということか？そのときは、もはや表現する媒体を持たないということになるけれど…。

話は変わって…。
孤独―。
孤独感とうまく付き合っていくことが、私の人生での最大の課題だと思ってきた。きのう見た『オーラの泉』で、美輪さんが、
「私は孤独だ、って言っている人が沢山いるけど、本当に孤独な人なんて会ったことないわよ」とおっしゃっていた。
ということは、私も孤独じゃないの？…と眠い目を擦りながらも、気持ちが軽くなって行く。で、『Ｇの嵐』、また録画失敗しました（って何の話の展開？）。

『なぜ美人ばかりが得をするのか』

『なぜ美人ばかりが得をするのか』（ナンシー・エトコフ著、木村博江訳）をやっと読み終える。人類が美を執拗に求める歴史を、生物学的見地から追ってみたり、どちらかと言うと学術的で私にはチト難解だった（汗）。結局、一番知りたかった、なぜ美人ばかりが得をするのか、の答えが見つからなかった（私だけ？…再び汗）。

赤ん坊が美しい人をじっと見つめる、という話は面白い。
幼稚園の先生をしていた友人が仕事を始めた時、幼稚園側から、子どもはきれいな人が好きなので、きちんと化粧をしてくるように、と言う指示があったとか。
確かに子どもたちと接する機会があるとき、一番キレイと思われる若い女性の所に子ども達は集まっている。
それにしても子どもの判断と言動は正直すぎて、不細工な私には残酷な仕打ちであると言うものよ。フン！

また悔いる？

なんとか無事、ダンスの発表会が終わった。今回は、3人で踊る作品が３つ。
中学生の頃、大好きだったクィーンの『ボフェミアン・ラプソディ』と、音楽プロデューサーをやっている大学の同期がプロデュースした曲を、1曲振り付ける。どちらの曲も、とても思い入れがあって大切な曲だったので、失礼のないように振り付けたつもりだったけど…。
友人が振り付けた『チェリー・ボム』も踊る。どうも私のキャラが違うらしく、観に来た友人たちには私が照れて踊っているように見えるらしい。全然、照れてるつもりはなかったんだけど…。まぁ、「セクシー」路線は、私からは、ほど遠いのはわかっておりますが…。
こうして毎回、悔いのないように踊っていきたいと思いつつ、今回もまた人生に悔いを思いっきり残してしまったのでした（涙）。

大阪の病院

王監督が胃の全摘出手術を腹腔鏡でやった、というのを聞いて、どうやってあの小さな穴からあの大きな胃を取り出したのか、不思議でしょうがなかった。腹腔鏡で、卵巣嚢腫の手術をした友人のお腹を見せてもらったことがあるけど、本当に小さな穴だった。そこから胃が出てこられるとは思えない―。

やはり不思議に思っていたのは私だけではなかったようで、『スッキリ』という番組で解明していた。番組はその説明を求め、大阪の病院に向った。
あ、見覚えのある病院…。
2年前、子宮筋腫の集束超音波療法が受けられるかどうか、この病院へわざわざ新幹線に乗ってやって来たんだっけ…。2年前では、集約超音波療法を採用しているのは、日本ではこの病院だけだった（今は、結構増えている）。結局、私は不適応だったけど…。

さて、王監督の胃は、もうひとつお腹に、握り拳大の開腹をし、ビニール袋に胃を入れて取り出すというものらしい。結局、少しはお腹を切られるのね。それにしても医者の高い技術力が必要でリスクも高いから、一般の人には向かない手術かも。

ダーツの旅

初めて『笑ってこらえて』のダーツの旅に、馴染みの町が当たった。
私にとっての心のふるさと、鳥取県の三朝町。リュウマチだった祖母が、この町にある病院へたびたび入院していた。子どもの頃、家の事情で、私の面倒を見る人がいなかったため、祖母と一緒に入院し、お医者さんや患者さんたちに随分可愛がられてもらっていたようだ（覚えていない）。小学生になると、夏休みの1ヶ月間、付き添いと称して三朝の病院で過ごした。きのうちょうど、フィンガー５が話題にのぼったけど、フィンガー５を初めてＴＶで観たのも、この町でだった。

3年前、約30年ぶりに友人たちとこの町を訪ねた。小さな温泉街なので、昔のおぼろげな記憶が甦るのに時間がかからなかった。
三徳山という修験の山がある。登山好きの友人が何人かいたので、付き合いで登ったけど、死にそうになった。やはり毎年、ひとりは亡くなっているらしい（冷汗）。投入堂は今、確か100年ぶりかで修復作業中ではなかったかと思う。また行きたいなァ～。ただし、もう山は嫌です！

がっかりだよぉ～！

土曜日に取れなかったライブのチケット。イソップ物語のキツネじゃないけど、なんとか自分をなだめ、前向きに生きていこう！…なーんて頑張ってたりしてたけど…。
がぁ～～～ん！そのライブのゲストにフィンガー5の晃君（って、30年以上も前のノリになっているオババである）が登場するんだってぇ～！エーッ！このライブ、一粒で二度美味しいじゃん！がっかりだよぉ～！
…と、言うことで、今日の雨も、私の涙です（号泣）！