こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

アルプスの山を愛した作家

2007-08-31 14:37:06 | どーでもいいこと
「父の教えは《弱い者いじめをするな、卑怯な振る舞いをしてはいけない》何の理由もない、いけないことはいけない―と」。

この5月『報道2001』で『国家の品格』の著者、藤原正彦氏が父・新田次郎の教えについて話していたことについて書かれたものを偶然読んだ。

ユングフラウヨッホの展望台に行った帰り、途中下車したクライネシャイデックにあった、地味ィ~な新田次郎の記念碑を思い出す。
「アルプスの山を愛した日本人作家」―

恥ずかしながら『八甲田山』しか氏の作品は知らないけど(しかも映画で観ただけ)…。

「全てを理論で説明することは出来ない。《ならぬことはならぬものです》と価値観を押し付けた父の教えは武士道だった」。

う~ん。「アルプスと武士道」…
あの凛とした厳しさとゆるい物を許さないような、なんか通じるものがあるなぁ~、なーんて変に納得してしまいました。私の左脳ではそれを表現する的確な文が出てこないんですけど…(汗)。

ところでクライネシャイデックの記念碑のところで、同じツアーの方から、
「『国家の品格』の藤原正彦って、新田次郎の息子だよ」
と聞いて、
「へぇ~~~~~!」
となった浅識のオババであります。

と言うことは、あの『流れる星は生きている』の藤原ていが、それこそ命を懸けて守りぬいたその子どもが『国家の品格』なんだぁ~。と、私の頭の中で繋がり、スイスの山ですごく感動したんですが、また新田次郎の教育観を垣間見ることが出来て、またひとりで納得している次第です。

『手紙』

2007-08-30 23:15:20 | ひとり言
『手紙』―由紀さおりじゃないですよ!(←古ッ!)
東野圭吾の『手紙』を読んだ。
犯罪者の身内がどんなに社会的差別を受け、どんな思いで生きているかが描かれている。
最近ささいなことで、自分の一時の欲求のために短絡的に人の命を奪う事件が多いが、その犯人の家族たちの一生も、その刹那的な激情のために台無しにされてしまう。
犯罪者の身内と言う烙印を押され、ひっそりと生きている人がこの日本にいったいどのくらいいるんだろうか?

ところで、井上夢人の解説に興味を引かれた。
ジョン・レノンを主人公とするテレビドラマの主役に抜擢された無名の役者の本名が、ジョン・レノンを殺害した犯人と全く同じ名前だと言うことで、オノ・ヨーコによって役を降ろされたと言う。もちろんその役者は犯人とは全く縁もゆかりもないわけだけど、それでもオノ・ヨーコの心象を悪くしたと言うわけだ。
世界的な平和と無差別のオピニオン・リーダーのひとりであるオノ・ヨーコも、私事になれば『イマジン』の内容とは全く違う行為をするんだなぁ~。

知人にある指名手配者(逮捕され、死亡した)と同姓同名の人がいる。
彼女のお子さんが小さい頃、指名手配のビラを見てそれを指差し、
「あっ!ママだぁ~」
と言ったそうな。病院でも気を遣ってフルネームで呼ばないようにしてくれていたとか…。
全然関係ないのにかなり片身の狭い思いをしていたそうです。

話が逸れましたが、この作品、重いテーマです。

チーズonライス

2007-08-29 22:57:14 | どーでもいいこと
大家さんに、スイスのスーパーマーケットで買ったチーズをお土産に差し上げた。
「チーズ、美味しかったわよ」
とおっしゃってくださったので、ホッとする。なんせ味なんか全くわかんないで買ったもんだから内心、ドキドキ…。温泉まんじゅうならなんとなく味が想像つくけどねー。もちろんスイスに温泉まんじゅうなんかなく…。
「ごはんの上にのせて食べたら、美味しかったわぁ~」
とのこと。
えっ!?
「びっくりするでしょう?でもご飯と合うのよ」
ほぉ~。
北海道出身の大家さん。北海道の人はご飯にバターをのっけていただくとは聞いたことがあるけれど、そのノリ?

まぁ、私の友人には黄粉とか餡子とかとお米が一緒になっているのが許せない!と言うのもいるし、お米とのコラボはいろいろバリエーションがあるから、理解出来ないバージョンも起こりうるんだろうなぁ~。

アメリカじゃあ、プリンにお米が入っている「ライス・プディング」っ~うのもあるし…。
ある意味、ご飯は最強の食の七変化~を演出する魔法の食材!?なんでしょうねぇ~。

でも…。やっぱチーズは…無理だわ。

ギョッ!

2007-08-28 23:00:40 | ひとり言
この前のスイス・ツアーに利用した旅行会社からハガキが届く。
「え?また、なんでぇ~?」(もう、用もないのになぁ~)
と思いきや、なにやら手書き部分がたくさんある。
「不快な思いをさせてしまって、申し訳ございません。今後とも気をつけ○○様(←私の名前)の満足のいくサービスをと思っております…」
って言うような文面が…。
「ギョッ!これって、私がアンケートに答えて気が付いたことを書いた内容が、担当者に伝えられて直接担当者がハガキ書いて寄越して来たってこと!?」
私は本社に送ったんだよなぁ~。気が付いたことを何でも書いてくれ、って書いてあったから、「窓口の人が目を合わせないから、不快だった…」ってぇ~なことを書いて送ったんだっけ…。そのアンケートには担当者ふたりのハンコが押してあったっけ…。
ある意味、怖いよなぁ~。こんなハガキもらって…。

その人が私の応対をしたのは最初の一回だけだった。その後は別の人が二回。また別の人が一回。
横柄な客がいて、彼女がそれに応対していたのを偶然見た。
「ああ、あんな人が多いだろうから、客と目を合わせないのも仕方ないのかなぁ~」
なーんて、ちょっと同情はしたんだけどね。私だって客商売をバイトでやったことがあるし、ほんとムカつく客の多いこと!わかるよねぇ~。

お金を払っている方が偉いみたいな日本の風潮、おかしいなぁ~。拝金主義的な風潮。やっぱおかしいなぁ~。確かにお客さまあっての商売なんだけど、サービスをするほうも受けるほうもなんか極端!って常々思っているんですけど…。

で、私はこんなハガキをいただくためにアンケートに答えたわけではないんですけどね。単純に人と話すとき、目を合わせないで話すと相手がどれだけ不快&不安になるかを伝えたかっただけなんですけどね。なんか逆に挑戦状をもらったような感じがする…。

過剰なサービスは拝金主義を助長する。それこそ過剰包装と同じもんで地球にも人にも優しくないと思うんですけどね。もうちょっと人間対人間の交流みたいなサービスって出来ないんですかね?日本って…。

負けたけど…

2007-08-27 14:07:03 | 自己満足
応援したチームは負けたけど、いい試合でした。
ホームランも一本出たし…。
第78回都市対抗野球大会。
東京ドームで行われているんですねぇ。友人が応援団だったもんで初めて見させていただきました。東京ドームでこんなに近くで見られるなんて、めったにないもんねー!
で、次はコンサートでここに来られるのでしょうか?(願)

グァテマラvs.スイスvs.稚内

2007-08-26 19:55:43 | 自己満足
先月、N.Y.とグァテマラに旅行に行った友人と、旅のみやげ話大会をしようとスペイン料理屋さんで、もうひとりの友人と3人で食事する。
グァテマラと言うとコーヒーしか思い浮かべられない私(実際、グァテマラ・コーヒーが一番好きなんですけど…)。

しかし、地理的にもスイスとは全く正反対の国。もちろん何ら共通点のないところではあるけれど、
「自然がすばらしい!」
と言うことでは一致ですね。
それにしても毎回海外に行くと(って、そんなに行ってるわけじゃないけど…)、ホント、「豊かさ」って何だろう?と思います。
お金があれば豊かなんだろうか?そのためにアクセク働いて、命を削っているような日本って…ほんとに豊かな国なんだろうか???

さて、食事の話になると…
「やっぱ、日本がいいよねぇ~」
…ってか?
で、もうひとりの友人がこの夏稚内に行ってきたということで、図らずも稚内(っーか、北海道)いいよねぇ~!ってことになり…。

さて、神田川沿いにあるスペイン料理屋さん。リーズナブルでメニューもよく、久々に充実した食事が出来ましたぁ~。こうして居ながらにして、いろんな国の食事が楽しめるのは日本のいいところなんでしょうけどね~。

2007-08-23 23:21:53 | ひとり言
天気予報では久しぶりの雨!
わぁ~い!やっとこの地獄の暑さから逃れられるぅ~、とはぬか喜びでやっぱり暑かった一日でしたぁ(吐息)。
まぁ、今までの暑さに比べれば天国なんでしょうが、もっと「涼」を期待していたもんで…。

ところで雨の日、傘をさしているとよく思います。
駅で人ごみの中、傘を前後に大きく振って歩いている人、特に上り階段でなんて、すごーーく危ないよねぇ~。それはもう言語道断なんだけど、最近、狭い道ですれ違うとき、傘を相手の反対方向へ傾ける人って少ないんですよね~。何傘って言うんでしょうか?相手を気遣ってお互いに傘をよけるんですが、それを表現した言葉があるそうで…(浅識で存知ませんが…)。
おかげでこっちは濡れるわ、危ないわで…。なんか悲しくなりますわなぁ~。

「手数料」考

2007-08-22 22:34:12 | どーでもいいこと
う~ん。
ファンクラブに入っていて、コンサート等のチケットを取る先行予約に手数料が掛かるけど、チケットが取れなかった場合も手数料は戻ってこない。まぁ、返金用のそれこそ手数料なんだろうけど、チケット取れなかった場合の「手数料」はモヤモヤとする…。
で、もし手数料がチケットを取る場合の確約になるとしたら、どこぞの談合みたいに、
「では、これで」(←袖の下つまり、手数料)
「う~む。あんたも相当のワルやのぉう~」
ってぇ~なことになって、お縄になってしまうのか?

って、たかが500円で悶々と考えてしまったオババである。
そうよ。あたしゃ、こんな小さな人間なんですぜ!笑わば、笑え!

「一番」が一番?

2007-08-20 23:22:46 | ひとり言
N.Y.から帰省している友人と会う。
彼女の上の男の子は日本の漢字が書かれてあるTシャツが大好きで、毎日のように学校に着て行っているそうだ。
いわゆるあの、
「一番」とか「侍」とか、胸のところにでかく書かれているやつね。
彼がよく着ているものだから、同級生も欲しがっているそうで何枚か購入したとか。
もちろん日本じゃ、「神風」とか「大和魂」なぁーんてぇ書いたTシャツなんぞ着ている輩は見かけませんけどね。母である友人がそう言っても、本人は嬉々として着ていく。彼はモロッコとのハーフなんですが、気持ちはすっかり日本人なんですって…。(だから日本人は着ないんだってば!)

ところで友人に『ビリー・ブートキャンプ』を知っているか?と聞いたら、どうやら日本で知ったらしい。
「ああ言うのって、(アメリカでは)いっぱいあるからねぇ~」
どうやら日本の夜中の通販を愛する人たちの間でブレイクしたみたいで、アメリカではそんなにヒットしているわけではなさそうですね。

さて、話は全く変わって…。
私がさぁ、飛行機に乗った1週間から10日後に飛行機事故があるって言うの…これで4度目なんだけどさぁ~。でも今回はまったく関係ない航空会社と空港だったけど、前回の3回は、利用した航空会社とか空港で事故…ってことがありました。まぁ、たまたまなんだろうけど、嫌だなぁ~。

またまた話が変わって…。
『ニュースステーション』で、「地球温暖化の現場 消えゆくアルプス氷河の現実」と言って古館一朗がスイスでの生中継をしていましたが…。温暖化によって氷河が溶け、被害にあったテッシュもバスで通りました。ローヌ氷河もこの目で見ました。この7年間で、なんと20mもの氷河が溶けてなくなっているというローヌ氷河。う~ん、身につまされるよ~。なんとか出来ないのでしょうか?