こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

時空を超えて

2006-02-28 22:39:07 | ひとり言
『いま、会いにゆきます』市川拓司著を読んだ。
持っている人がいたので、「貸してぇ~」と言って借りた。
映画の『黄泉がえり』とか、今、日テレでやっている『神はサイコロを振らない』とか、そんな時空を超えた不思議で、なおかつ切ないストーリーだ。
作り話が、夢を与えてくれると言うなら、こんな風に、黄泉の国へ旅立った愛しい人たちに会えると言うのが究極の夢だ。本当に自分の身にも起こってくれないか、と思う。どんなにイケメンの王子様が出てこようが、どんなにかっこいいヒーローが登場しようが、会いたいのに二度と会えない人には勝てない。

会って謝りたい人が、何人か黄泉の国にいる。猫も犬もいる。いつかあの世で会えると信じるしか、今はなす術もなく…。ごめんなさぁ~い!(←ここで謝って、どーする?アタシ)

『海峡を渡るバイオリン』

2006-02-26 23:21:14 | ひとり言
『海峡を渡るバイオリン』陳雅鉉=語り 鬼塚忠・岡山徹=聞き書き(河出書房新社)読了。
以前、ドラマ化されたものだけれど、あれはあまりにも表面的なもので、原作は比べものにならないほど奥が深い。
何かを追い求めるには、これほどの執着心が必要なんだと。しかもその執拗心は理性の範疇では説明できない。あらゆることに恵まれている今の時代には、これ程の執着心が生まれる土壌は、もはや成立しないのではないか、と思った。
これは日韓同時に出版された。朝鮮半島の南北の内戦。なにかと日本ばかりが矢面に立たされているけれど、究極の状況では、同民族間での憎しみを交えた血の争いの方が、やりきれないものだとわかる。同民族間であればこそ、そこにはもっといいようのない悲惨な状況がある。平和な時代、平和な土壌に生きてきた私には、想像を絶するような…。
この本は、歴史上の事実の悲惨さと、それに対して人の何かに執着する思い、愛、希望、強い思いが、ものの見事にコントラストに描いている。 
日韓共に、沢山の人に読んでもらいたい本だ。
ごめんなさい。深すぎて、感想をきちんと伝えられなくて…。

チビノリダー

2006-02-26 00:39:26 | ひとり言
ある友人が占いを本格的に学びたいと言うことで、前述した先生にお会いした。
先生は事前に私から彼女の名前と生年月日を聞いて、この人に教えてもいいか、と言うことを占った結果、ぴったりの相性で教えることに同意してくださった。
ほぉ~、こんなところでも占われているのかぁ~。おそるべし。

話しは変わって、別の友人が主宰する劇団のお芝居を観に行った。子供がメインのファミリーミュージカル。国は架空だけれど、内戦で南北に分かれた国で難民になった子供たちの話。ちょうど、北朝鮮と韓国の内戦が描かれていた本を読んでいたので、私の頭の中で思いっきりかぶる。それにしても子供っていいな。舞台に立つだけで絵になる。この子たちが大人になったとき、この舞台の思い出はどんな形になっているんだろうか?

伊藤淳史は、チビノリダーやってたこと覚えていないんだってね。私は大好きだったなぁ~、仮面ノリダー。

男星?

2006-02-25 01:02:10 | どーでもいいこと
以前、霊感占いの先生に、「寒い」と言われ、頭から塩を振りかけられた私。まぁ、ワケありの物件に住んでいるということで、しかたないかぁ~と思ったけど…。
手相の先生には、「あなたはひとりで生きて行く」と断言された。そして、昨日お会いした先生(四柱推命などの統計学で占う。でも実のところよく理解していない私…)には、2年前に見ていただいていた。

昨日は、その先生を囲んでのお食事会。2年前にも一度、参加させていただいた。私の友人が、その先生に見込まれていて、何かと彼女を通じて見てもらっている人が沢山いたので、そんな連中で集まった。

友人もそうだけれど、占いを全面に信じているわけではない。むしろ占いに縛られるのは嫌だけれど、参考程度に聞いておこうと言う程度。だから私も気軽に話しを聞けた。

そして昨日も言われた。
「あなたはねぇ~、すごく強い運を持っているから、今までの悪い条件を跳ね除けてこれたんですよ」
私の悪い方角は、東と東北。だけど、私は小学校から大学まで、ぜ~んぶ家から東か東北に位置する学校へ通っていた。しかも上京し、故郷から東北の位置を取り、おまけに東京から東に位置するニューヨークにも住んだ。
「ふつうの人なら死んでますよ」
と言われるくらい、悪い方角ばかりに向っていた私…。しかもここ2度ほど、やっぱり東北へ引っ越したしな。

学校の成績が良くなかったのも、方位が悪かったんだぁ~。ニューヨークでいっぱい苦労したし、あれもこれも、方位が悪かったのね。ガハハ…。と、言うことにしておこう!

他の占いでも、私は「男星」だと言われた。男らしい女なんだそうだ。なんじゃ、それ?そして今回も言われた。「あなたは男の人に食べさせてもらえません。あなたが男の人を食べさせる運なんですよ」
……ますます、なんじゃぁ~~~~~!!(断末魔の叫び!)
自分ひとりで生きていくのでさえ精一杯なのに、男を食べさせるだけの財力があるわけないじゃん!たとえこの先、男に食わせる財力が出来たとしても、男なんか飼わんぞ!だったら猫を飼う!!とびきりハンサムな猫を飼ってやるぅ~~~!

占いなんて、フン!食べさせてくれる男求む!と息巻いていたら、友人が一言、
「あのさぁ、食べさせてもらうような人は、とっくに結婚してるんだよ」
とボソリとツボを突く。
あいよ。そうかもね…。

「永遠の女友達」…。週刊誌での占いの結果…。あはは。当たってるぅ~!
かぁちゃん、ごめんよぉ~。私は、結婚は無理かも…。

祝。ダンス解禁日。

2006-02-23 22:55:22 | こぶとり日記
術後64日目。
もうラジオ体操だけでは物足りなくなった。オリンピックの女子フィギュアースケートを観ていて、ムズムズしてきた。ホントは運動(ダンスは運動か?)は、術後3ヶ月経ってから、との指導を受けているが…。去年も今ごろはもう踊っていたから、いいかなぁ~と思って、腹帯をしたままモダンダンスのお稽古に行く。
約2ヶ月ぶりのお稽古。先生が瀬戸内寂聴状態になっていたので驚く。以前は五輪真弓状態だったのに…。抜け毛がヒドイので、ついに瀬戸内寂聴頭にしてしまったんだとか…。笑えない話なんですが、私、こう言う頭の人には免疫があるんです(病院では沢山いらした)。だから特になんとも思わない。ただ、頭の形が綺麗でいいなぁ、と思うだけで…。先生に、「こんな頭になる病気でなくて良かったね」と言われたけど、確かに今回は、良性だったから感謝しなきゃね。

なんとか腹も裂けず、思ったより身体は動きを覚えていた。内転筋とハムストリングスがちょっと攣っているような感じがしたけれど、ドゥバンもアレセゴンドもデベロッペ出来た。アラベスクもお腹が攣らずにすんだ。やっぱりこれは、術後1ヶ月から地道に続けていたラジオ体操のおかげか???
だけど、問題は明日(いや明後日か?なんせもう若くないから(涙))。どんな筋肉痛が我が身を襲ってくるんだろうか?恐怖である。

ああ、思い込み…。

2006-02-22 18:59:00 | どーでもいいこと
今日は猫の日。
写真は「プクちゃん」。

入院したとき、友人が持って来てくれた『生協の白石さん』をすでに6,7人で回し読みした。板橋の某図書館で予約し、2,3ヶ月前は200人待ちで、今は100人待ちだと言う知人に貸してあげる。100人待ちだと、来年になってしまうかも?
読みたいけど、買うほどでもないし…って感じで予約を入れている人が多いのかなぁ~。なんか、立ち読み出来そうで出来ない、かと言って買うと物足りない…って言うボリューム感なんだなぁ~。

ところで、泣ける本とか、いろいろ話しているうちに…。またもや自分の勘違いに気づく…。しかも、ずーーーーっと思い込んでいた。曽野綾子と三浦綾子は同一人物だと…。がぁ~~~~ん!!曽野綾子のご主人が三浦朱門なので、ユーミンみたいに結婚して名前を変えたんだ、と勝手に思っていた。またもや、恥をさらしてしまいました!

歌舞伎の日

2006-02-20 20:57:47 | どーでもいいこと
フリーペーパーの『R25』によると、今日は「歌舞伎の日」なんだそうな。1607年、出雲の阿国が江戸城で初めて、将軍・徳川家康や諸国の大名を前に歌舞伎踊りを披露した日なんだと。随分、寒い日に踊ったんだなぁ~(異常気象で暖かければ、話しは別だけど…)

どーでもいい話しなんですけど、実は私、歴史上の人物で誰かひとり、タイムマシーンで会えるとしたら、この阿国にお会いしたいんです。NHKで阿国のドラマをやっていた(る?)けど、配役が気に入らないので観ていない。十数年前、舞台で木の実ナナが阿国を演じたけど、私の中では木の実ナナみたいなイメージを勝手に持っている。3年前、阿国のお墓の前で写真も撮った。「踊りが上手くなりますように…」って。有吉佐和子の『出雲の阿国』を読んでは、勝手に想像を巡らし…。あ、「阿国」と名乗っているピン芸人がいるけど、名前負けよ。やめてッ!と思ってしまった。

でもきっと、妄想が大き過ぎて、実物に会ったらがっかりするんだろうなぁ~、とも思ってみたり…。だけど、会いたい。歌舞伎踊りを見てみたい。歴史にはあまり興味がなく(って言うか、石器時代で挫折した←あまりにも覚えなきゃいけない土器が多すぎて…)、いにしえの人々の機微を思い巡らす教養も身につかず、大人になってしまった…。それでも歴史上に会いたい人はいるもんだなぁ~。

あ、今日は「ワインの日」でもあるそうです。だったら、どっかでタダでワイン飲み放題!ってやってくれないかなぁ~。「ワインの日」の方が、私には気になる話題であったりして、実は…。

プクちゃん

2006-02-18 23:24:17 | ひとり言
知り合いの家にお邪魔する。
そのお宅には私のお目当てのプクちゃん(猫。メス)がいる。彼女は私の膝の上で静かに毛繕い。
猫を飼いたいけれど、家では大家さんのお許しが得られず…。

知り合いの猫ちゃんは糖尿病になり、ここ半年間で入退院を繰り返し、なんと80万円も使ったそうだ。一方、コインロッカーに、猫や犬を入れてそのままにしている人もいると言う。ペットを飼うなら、ちゃんと責任とれよな!

わかっていれば…

2006-02-17 17:53:56 | こぶとり日記
久々のこぶとり日記です。
こぶを取ってしまったので、もうこの題名はそぐわないと思うものの、この題名に愛着と言うか、私らしさと言うか(←!?)が漂っているので、これからも『こぶとりばばぁの鬼退治日記』で行こうと思っております。よろしく!

さて、1ヶ月後の定期検診。術後58日目。
予約の時間が遅い時間だったためか、待ち時間が短かった。(だったら最初から遅い時間に予約しておいた方がいいのかなぁ?)一時間後には病院を出られたのでビックリ!嫌な内診も比較的短くてすんだ。「はい、卵巣、はい、膀胱、はい、直腸…」と言いながら私のお腹を押していく先生。「緊張しないでね」って言われても、あんな状態じゃぁ力が入らない方がおかしいよ。受診もこれで終わりかと思いきや、
「今日は炎症を起こしていないかどうかを見るため、血液検査をして帰ってくださいね」
と言われた。
え~~~ッ!血を採られるの知ってたら、昨日飲まなかったのにぃ~!しかも、この前、家でやった宴会の残りのビール500ml缶を2缶も開けたぢゃないのぉ~(汗)。言い訳するようだけど、残ったビールはぜ~んぶ、500ml缶。350ml缶でも2缶だったはず。(スゴイ言い訳?)まぁ、手術が終わったから、お酒を控えるようには言われないだろうけど、「こいつ、スゲー飲んでるな」と思われるのは、ちょっと…。恥ずかしいかなぁ~。まぁ、飲んでる私がいけないんだけどさぁ。今度は、肝臓科にお世話にならないようにしたいと思っておりますが…。

痛みと言うものに、身体は慣れていくもんなんだなぁ~、と久しぶりに採血されて思った。今日はとても痛く感じた。去年は痛いと言われるホルモン注射を毎月受けていたけれど、感覚がマヒしてたのかなぁ~。入院中もいっぱい身体に針が刺さったけれど、何だか今日は痛かった。

また1ヶ月後に検診。それが終われば半年後になるらしいが…。痛みの記憶が薄れて、もっと痛く感じるようになるのかなぁ~。それにしても血液検査の結果…。炎症よりもγ-GTPの数値が気になる私であります。