こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

吹き替え

2015-06-29 17:02:14 | 今さら日記
図書館で『レミゼ』のCDがあれば借りたいなぁ~と、久しぶりに2階へ上がってみた。2階にCDやDVDが置いてあるので…。
残念ながら、映画の『レミゼ』のCDはなかったけど、ジーン・ケリーの『雨に唄えば』のCDを見つけたので借りた。古い映画のCD化もされているんだね。そして私は驚いた。これって私だけが知らなかったんだろうか?

『雨に唄えば』は無声映画からトーキー映画になる時代の話で、ハリウッド女優がひどい声なので、吹き替えをして誤魔化すと言うユーモア溢れたシーンがある。その吹き替えをした主役の女優の歌が、実は吹き替えで、他の人が歌っていたと知った…。ま、吹き替えされたのは1曲だけだけど、当の本人が歌ったバージョンもCDに入っていた。確かに吹き替えされた方がしっとり感があっていいけど、吹き替えの吹き替えだった…この事実…。
『ウエスト・サイド・ストーリー』や『マイ・フェア・レディ』の女優の歌が吹き替えなのは有名だけど、たった1曲とは言え、吹き替えが吹き替えだったなんて…。
あはは。面白すぎる。

チュニック

2015-06-28 23:32:13 | 自己満足
N○Kで、着なくなった洋服をリフォームするのをやっていた。
20年、30年前のものも捨てないで持っている人が結構いることに驚いた。バブル期のボデコンとか着られないのにいまだに持っている人がいるのもビックリ。と言っても、私も中学生の頃のスカート持ってるかぁ。ン十ン年間の…(笑)。
さて、その番組を観ていてひらめいた。
以前、友人からもらった丈の長いワンピース。これを短くしてチュニックにするといい!と…。さっそくチョキチョキ、手縫いでチクチクしてなんとか完成。これで箪笥の肥やしから陽の目を見ることが出来たわけです。

『仔猫が来た夜』

2015-06-27 21:13:17 | 今さら日記
遠藤周作の『心の航海図』の中に、
「私は沼田陽一という作家が好きである。氏のやさしい人柄にも好意を持っているが、それと共にこれほど無類な犬好きはいないからである。」
と書いてあったので、さっそく沼田陽一の本を探しに図書館へ行った。検索してみると、古い本ばかりのためかほとんどが保管庫に入ってしまっている。その中で『仔猫が来た夜』と言うのが本棚に並んでいたので借りてきた。犬の本を書いている人だと思っていたけど、猫の本も沢山書かれているのですね。
題名から、よくある私的な自分とこの猫のエッセイかと思いきや、これは立派な猫の育児書でした。猫の習性や健康面のこともとても詳しく書かれている。たとえば「猫は炬燵で丸くなる」と言うのは炬燵の中ではなく、上の話だと。猫を炬燵の中に入れていると、かえって風邪をひきやすくなり、それも鼻炎を伴う悪質なビールス性の流行性感冒に罹ってしまうとか…。

そんな内容を小説にして、小難しくしないようにしてさらりと紹介している。
これは猫好きの人にはおススメの一冊…。
あ、でもこの本を知らなかったのは私だけかも…?今さら、って感じかな?

夜勤?

2015-06-26 21:02:09 | 周作日記
昨日、今年はなぜかゴキが多いと書きました。
毎晩、周作がゴキを仕留めてくるので閉口しているのですが、今日、その原因がわかりました。
大家さんの奥さんに会ったら、「最近、夜も周ちゃんが来るようにドアを開けてるのよ。だからゴキブリを取ってくれて助かるの」
私、「……」。

うちと大家さんのお宅は内階段でつながっているので、外の玄関を閉めていれば大丈夫なのです。いつもは夕方5時には帰宅している周作だけど、最近たまに夜も出掛けている。今も大家さん家に行ってます。大家さんは周作がゴキを取ったら褒めてくれるけど、私は嫌がって没収しようとするので、断然大家さん家の方が居心地がいいのでしょう。
それにしても、大家さんのお宅にはゴキがそんなに多いのでしょうか?

こうして周作は夜も大家さん家に通うようになりました。彼の夜勤です。

悩ましい!

2015-06-25 22:32:44 | 周作日記
周作が家に来て、アースレ○○を使用できなくなった。
だからゴキに遭遇する確率が高くなったわけですが、なぜか今年は遭遇確率が異様に高い。
ここのところ毎日のように、捕獲したゴキを見せつけられる。そのたびにギョッとし、鬼のようにペーパータオルをゴキの上に載せ、その上に乗ってトドメを刺し、なおかつ周作の目に着かないようにしてコッソリ捨てようと言う作戦を立てているのだが…。ネコのくせにペーパータオルの下に獲物があるのをしつこく覚えているので、なかなかその場を立ち去ってくれない。最近は私にゴキを見せると盗られると思っているせいか、わざわざ別の場所にくわえて持って行ったりする。
それにしても悩ましい。
何故にこんなに今年はゴキが多いのじゃ。
そしたら知人が、
「近所に解体工事してるところとか、引っ越ししたところとかない?」
と言う。
そう言えば、解体工事に改装工事しているところが二か所、近所にあるわ。
そこから奴らは引っ越してくるらしいのです。
なるほど、それで毎晩、捕獲物をくわえてやってくるんだね。
ああ、悩ましいや。ネコには大丈夫な殺虫剤はないだろうか?

献体

2015-06-24 22:30:34 | ひとり言
知人の奥様が亡くなった。
「お互いに死んだら、近所の大学病院に献体しよう」と、珍しく夫婦で意見が一致して決めた…と半分冗談めいて話されていたのを随分前、聞いた。
結婚生活40年。お子さんはいない。奥様は6歳年上の姉さん女房。
ずーっと体調がすぐれないのは聞いていたけど、急変し、ご自宅で医師に看取られ息を引き取ったそうです。そういう意味では病院でスパゲティ状態にされて亡くなる人が多い昨今、幸せな最期だったのかもしれません。

翌日、さっそく大学病院がご遺体を引き取りに来たそうです。
ビックリしたのは、献体したら遺体が戻って来るまでに4年かかるそうです。病院によって違うのでしょうか?4年経ったら遺骨を戻しますと言う大学側に、「いえ、戻さないでそちらで合同慰霊にしてください」と言ったそうだ。それもふたりで話し合って決めていたことなんだろうと思う。

奥様にはお会いしたことがないけど、知人にはよく「うちの奥さんに似ている」と言われていた。ハッキリ物を言うところが似ているんだそうだ。丁度一か月前、彼からネコのハンカチをいただいた。それを入れる袋を奥様が用意してくれたそうで、「これに入れていけば」と渡されたそうです。そんな奥様によろしくお伝えくださいとお礼を言ったのが、つい最近のこと。

ご冥福をお祈りします。

東京オリンピックまで

2015-06-22 22:45:16 | ひとり言
大家さんの奥さんは、今日で90歳のお誕生日を迎えました。
彼女のもっぱらの目標は、東京オリンピックまで元気でいることです。ヘルパーさんなんかに宣言しています。
私も応援してます。是非是非、東京オリンピックをその目で見ていただきたいと思います。
が、そう言う私がオリンピックを見られなかったりして…。
人生何があるかわかりませんものね。

不思議なジャム

2015-06-21 16:16:43 | 自己満足
小金井市に住む友人が手作りのジャムをくれた。
お世辞にも見た目が美味しそうとは言えない。
友人曰く、近所の農家で町おこしのために作られているシベリア南部原産の野菜でルバーブと言い、茎のところをジャムにして食べる野菜だとか。決してご飯のおかずにはならないそう。程よい酸味が聞いていて、ジャムだけど何だろう?クランベリー・ジャムに近い感じかなぁ~?野菜を食べているような感じでもない。不思議な味。
食物繊維、カリウム、カルシウムを多く含んだアルカリ性のお野菜だそうで、健康にはよさそうなジャムです。5月から8月に収穫される期間限定のお野菜だから、かなり珍しいもの。そんな希少なジャムを体験させてくれた友人に感謝!

高校生の頃…

2015-06-19 17:16:48 | 自己満足
…を思い出したよ~ん!
偶然つけたN○Kに、超久しぶりに斎藤とも子が出ているのを発見!
『発掘!お宝番組』と言う番組で、昔、昔、私が高校生の頃にやっていた『若い広場』と言う番組の中のコーナー、「マイブック」の話をしていた。当時高校二年生の斎藤とも子が、著名作家に推薦された本を読んで、それについてインタビューすると言うものだった。当時の私は(いや、今も…)読む速度が遅いから、一週間に一冊、しかもお堅い純文学を読むことなんて不可能。だから学校にも行って仕事もしている女優さんがそんなスゴイことをしているなんて!…と純粋に思っておりました。ええ、私も純粋無垢なJKでしたから…。
今日、その当時の話をしていて、授業中に教科書に挟んで読んでいたりとか、ななめ読みとかしていたそうな。そうだったのかぁ~。

最後の10分ほどしか観られなかったから、もしかして遠藤周作も出たのかなぁ~とサイトで調べてみたら出ていなかった。あの当時、まだ遠藤周作のファンではなかった。逆に私が観た作家の中で最も印象が悪かったのが、遠藤周作と伊丹十三だった。一番優しそうだったのが大江健三郎だったのを今でも覚えている。なつかしい。

斎藤とも子は浅田美代子のファンだったけど、今もそうなのかなぁ~?実際に美代ちゃんに会ったり、共演したことがあるのかなぁ~。あ、私、浅田美代子のファンなんです。あの当時、浅田美代子は結婚して芸能界を引退しておりました。斎藤とも子が浅田美代子ファンで、私と同じ誕生日なのを知ってファンになったのであります。写真集もレコード(ああ、時代を感じる!)も持っていたのを思い出した。なつかしい~。

意味ないじゃん!

2015-06-16 21:51:18 | 今さら日記
随分前、94歳の大家さんからお借りした遠藤周作の『心の航海図』を再読。ええ、再読です。読んだ記憶はあるのですが、中身の記憶はほぼ完全に消滅…(汗)。1991年から1993年に産経新聞に連載されていたもので、今読むとなかなか面白い。バブル期後半で丁度バブルが弾けた頃だから、私の記憶もはっきりしているからそれに照らし合わせながら読むと、あの頃を振り返れて面白い。

そのなかで「おや?」と思った内容が…。
「一医師の嘘」と言うところで、『こんな治療法もある』と言う本を廃刊にしたことが書かれていた。以前、私もこの本を持っていたけど、今は手元にないからどこかで失くしたんだろうと思う。一般的な西洋医学では治らないものを、独自の方法で治療している医師や治療家をインタビューしたものをまとめた本。その中のひとりの医師が嘘の治療法を言い、なおかつその本を病院の待合室に宣伝用に置いてあったことが発覚し、廃刊することに決め、全図書館にも閲覧を止めるように要請したと言う。
へぇ~、そんなことがあったんだぁ~とネットで調べてみようと思って検索したら…一番多くヒットしたのがアマ○○.com。
しかもフツウに売られている…。
ちゃんと何ページのナントカ医師の記事は嘘です…と注記しているんならいいけど…。
患者の健康に関わることとして、事の重大さを受け止め、廃刊に至った遠藤氏がこの現状を知ったらどう思われるだろう。とても残念な現実です。