花火

さて今日は隅田川の花火大会。毎年この日は、私はちょっとユーツ。人混みは好きじゃないし、一緒に見に行く人がいないから（涙）、家にいるんだけど、音だけの花火ってタダの騒音。おまけに取材のためかヘリコプターが5機くらい家の上を飛んでいる。家は花火が見える距離じゃないけど、音は聞こえる距離なんです。あ～あ。。。。
騒音防止にTVの生中継で花火を見てみたらどうか、と思ってチャンネルを合わせてみるけど、ぜんぜ～ん、画面とのタイミングと違って、かえって気持ち悪い。

花火の思い出…その①
子供の頃、近所で花火大会が夏に行われていた。花火は近所の山から打ち上げられ、その当時の我が家のロケーションは、花火鑑賞には絶好のポイントであった。家の前に親戚が集まり、宴たけなわの時、何故だか分からないけど、うちの父親が通り掛かりの男の人と口論になり、殴り合いとなった。ふたりとも頭から血が流れ、それを私に見せまいとして、叔父が私を抱えこんだ。その後の記憶は全くない。頭から血を流していた父と、それを見せまいとした叔父のことしか覚えていない。
そのうち、空気汚染のため（家は工業地帯にある）、花火大会は中止となった。

花火の思い出…その②
ニューヨークでの思い出。昔イースト・リバーで見たデパートのMacy’s（スペル違ってるかな？）のアメリカ独立記念日のJuly 4thの花火が素晴らしかったことを思い出す。もう顔の上に落ちてくるんじゃないかと思われるような大輪の花火が、映画「2001年宇宙の旅」の曲とともにバ～ン！と打ち上げられる。その花火と曲のタイミングがピッタリ合っていてすばらしい演出だった。本当に宇宙にいるような気になった。

この極端なふたつの思い出が、毎年、隅田川の花火大会の日に私の頭をよぎるのであります。あー、いつかは騒音に悩まされず、思い出に浸ることなく、楽しい花火大会を過ごしたいもんだ。
今日は友人が来てくれたので、一緒に近所のおでん屋さんへ行く。友人にこの騒音を聞かせ、いかに私がユウツな夏の夜を過ごしているか、切々と訴えた。それだけで、きょうは満足。。。。

お祭り実行委員会

11月に行われるお祭りの会議があった。参加者80名。毎回、その活気あふれる会議に圧倒されている。たった一日のお祭りだけれど、準備の方は結構時間がかかる。ま、当たり前と言えば当たり前なんですが…。願わくば当日が晴れますように…。今からテルテル坊主を吊り下げてようか？

話は変わって、
「からだ元気科」という番組で、エイズを取り上げていた。なんと、エイズ罹患者の人数は、他国は減少していると言うのに、日本だけはうなぎ上り。しかも、ものすごい勢いで…。なんか、情けない。やっぱり危機感がないと言うことか？23年前に日本に上陸したエイズ。その当時はまだ「対岸の火事」的な扱いだった。でも、今はアメリカよりよっぽどの数なんだよ。エイズ患者が…。
何に対しても危機感がない日本人の特徴が表れているような気がする。

今は当たり前のように、エイズ検査が出来るようになった。私も手術の前に、院内感染を防ぐためにエイズ検査を強制的にさせられた。同意書にサインもさせられた。
でも、エイズ検査は保険がきかないらしい。
しかし、保険がきかないものって、いっぱいあるね。何を基準にしてるんだろうか？それでも2，３千円だったような気がする。エイズ検査のみをやるのは抵抗があるのなら、いっそのこと健康診断の枠の中に入れてはどうか？と思ってみたりして。

送別会

きのうは送別会だった。
お家の事情で、九州へ帰ることになった彼女との出会いは、とってもビックリ仰天！な出会いだった。
「世間って狭い！」
もう何年も前の話。ニューヨークにいた頃、よくつるんでいた男の子がいた。当時彼は10代で私は20代後半だった。私の方が断然大人だったワケだけど、もう対等にお友達でした。
あ、本当のお友達です。もちろん！
彼に対して何か嫌がらせをしようと思えば、
「あ、そんな事言うんなら、今井美樹（の歌）歌っちゃうぞ～」
と言えば、
「アアーッ！それだけはやめてぇ～！」
となるわけである。私が歌うと、今井美樹もキョンキョンも、イメージがダウンするからやめて欲しいとのことである。（失礼ねッ！）

さて、彼はグリーン・カード持ちの永住者。私の方は滞在期間を終えて日本にもどってきた。やっぱり若い男の子だけあって、手紙のやり取りもなく、あっと言う間に音信不通になってしまった。

ところが、である。件の彼女が、彼の元妻だったから驚いた。話を聞いてみると、彼女の方がどうしても日本に帰りたくなったということで、離婚になったらしい。彼女から彼のメルアドを教えてもらってメールしたら、返事が返ってきた。そして最後のメールから半年ほどして、メールが届かなくなった。

彼女がまたまた偶然に、彼のお姉さんの彼氏に道でバッタリ会ったという。そしてその時、彼の再婚の話を聞いたわけだ。

「あー、それで、メルアド変更したのかなぁ～」
私としては、彼女を通しての彼ではなく、ダイレクトに彼と連絡を取り合っているつもりだったけど、やっぱり情報源が元妻だったのが引っかかったんだろうなぁ、と思う。
ちょっぴり淋しい気もするけれど、今度、いつかニューヨークに行ったら彼を訪ねてみたいと思う。彼が同じ会社にいれば…の話だけど。

男女の中は壊れることもあるけれど、友達はよほどのことがない限り壊れたりしない。

短い間だったけど、音信不通だった彼と連絡が取れて、元気なことがわかった。彼女との出会いに感謝。そして彼女も九州で幸せな人生を送って欲しいと思う。

最後の「ドンキ」

きょう、アメニモマケズ、カゼニモマケズ、で行ってきました「ドン・キホーテ」に！
もちろん、安売り量販店の「ドンキ」じゃありませんッ！
東京文化会館でのアメリカン・バレエ・シアターの「ドン・キホーテ」。台風の影響で、公演自体が中止になってしまうのではないかと、ドキドキだったけど、無事幕は上がりました。
でも、やっぱり空席が目立つ。確か、ほとんど満席に近い状態だと思ったけど…。（あ、一万円以下のチケットの話ですが、、、、）でもやっぱり、いい席はほとんど埋まっていました。

幕が上がる前の、オーケストラが音合わせをしている瞬間が、一番ワクワクする。これから目の前で展開する世界への期待感がそそられる。
久々に観たABT。もう知っているダンサーは皆引退しているんだけど、ひとり残っていたのが、フリオ・ボッカ。17，8年前に彼がプリンシパルになる前に、舞台で観ていたのでそれは楽しみ！もちろん、歳を取って、以前のようなはみ出したエネルギーはもう観られなかったけど、そこは「燻し銀」ということで…。
ABTの衣装も結構好きだし、新しい演出も振り付けも良かった。まぁ、正直言えば、ミーシャの演出、構成の方が良かったけど…。
しかし、ABTにとって、東京文化会館は狭そうだったなぁ。あっちこっちでダンサー同士がぶつかってたもんね。

話をフリオ・ボッカに戻して…。演目が終わってカーテン・コールの時、上からメッセージが書かれたボードが降りて来た。
「最後のドンキをありがとう！Thank you for your touching us」
あー、ホント、台風で来られなかった人が気の毒だし、多くの人に見送られなかったフリオもかわいそうだなぁ。

「盛者必衰の理をあらわす」
誰もが辿る道。とくに極めた人にはその格差が目立つだけ悲哀がこもる。でも確かに誰にでも味わえない経験をしてきたんだと思う。感無量。
そう思えるのは、私も歳を取ったせいなんだろうなぁ～。

パックン英検に燃える！

「英語でしゃべらナイト」は毎週月曜日に見ている番組だけど、そのなかでも「パックン英検」はかなり熱くなる。調子がいいときは、全勝ってこともあるんだけど、お酒が入っているとダメだなぁ～。ヘラヘラしてて、、、。日本語すら頭に入んないだもんなぁ～。いわんや英語をや。ってな感じ。そして今日は、２勝1敗。しかも、字幕を見てのことだから、あきまへん。
この番組、訳がテロップに出るけれど、画面に日本語が出されると、どーーーしても日本語を読んでしまっていて、全然「英語でしゃべらナイト」にはならず、「日本語で読まナイト」になってしまう（きゃ～ッ！！これってオヤジギャグかしらん？？？）

オイルショック！！

きょう、100均へ行った。文房具コーナーに行くと、何か張り紙がしてある。
「オイルショックのため、石油の値が高騰し、クリアファイルの生産が只今困難です。６月には新規製造予定ですが、延期される場合もあります」
と、こんなことが書いてあった。
「オイルショック！」
おおッ！なんて懐かしい響き。でも、これは今現代の話であるのか？！
確かにイラクの政情やそのまわりの中近東の問題で、石油入手困難になっているだろうし、実際、ガソリン代もウナギ登りだし。。。。
「オイルショック」って言うと、子供の頃、トイレットペーパーや紙類が手に入らなくなるという噂が、まことしやかに流れ、買占めをしている人が沢山いたのを思い出す。おっと、年齢が大バレ小僧になってしまいますわね。オホホ…。

私の知る範囲では、新聞やニュースでオイルショックって言葉を聞いたことがないんだけど…。今もオイルショックって言っているのでしょうか？（なんせ、無知なもんで…）
1970年代のオイルショックよりも、実は今のほうが深刻なんだろうと思うけど、なんか世の中、あの頃のような緊迫感がないよねぇ。いいのかッ！日本。

遠回りして帰～えろ♪

４時半頃、かなり大きくて長～い地震があったけど、丁度その時、何人かの友人たちと一緒にいた。その中のひとりは、とにかく地震が怖くて怖くて…という友人で、きっと彼女は前世で関東大震災で亡くなったのではないだろうか？と思えるほどの反応を示すのだ。彼女が仕事中、地震があれば社内のドアを開け、そこで硬直していると言う。だから他の課の人がわざわざその様子を見に来るというほど、慌てまくるらしい。
そして今日も、ひとりでオロオロと動きまくっていました。ある意味、無駄な動き。。。（本人も自覚している）

それはさておき、それから帰宅しようとしたとき、JRは止まったまま。地震から３時間も経っているのにどーしたことか？一旦新宿まで出て、そこから動いている地下鉄を乗り継ぎしながら無事、帰宅。まぁ、用事が済んだ後の出来事だったのでヨシとしよう。たまにはのんびり遠回りして帰るのも、本が読めていいのかも。

神様、ありがとう！

清水の舞台から飛び降りて、アメリカン・ダンス・シアターの「ドン・キホーテ」のチケットを購入した私。予算は頑張っても、福沢さんひとり！…でゲットしたのは東京文化会館の４階席。。。。高所恐怖症の人にはキビシ～イ場所ではあるが。。。。
懐がさぶ～い、北風ビュービューの私ではありましたが、、、、。うふふ。。。。。都民共済から「割戻金のご案内」が届いたよ～！実際に振り込まれるのは９月なんだけど…。
うれぴぃ～い！！ちょうど福沢さんひとりと何人かのお友達が帰ってくる予定。
去年、入院して保険金を使ってしまったので、割戻金は今年はないものか、、、、と思っていたんだけど、、、、。ちょうどバレエのチケット代に変身できた！神様、ありがとう！

健康なときは、保険ってホントに無駄で、すごく損していたような気がしていた。
でも、もし神様が目の前に現れて、「月々にン万円払ったら、病気にならずに健康に毎日を過ごさせてあげましょう」って保証してくれたら、きっと、ン万円は高くないんだろうなぁ～って思う。どんなに大金を積まれても、健康に勝ることはないだろうと思う。もったいないと思っていた保険金。でもそれを使わないですむということは、実はとてもありがたいことなんだ、と思う。保険金はある意味、ボランティア精神的な要素もあるね。払っても使わないほうがいい。他に必要な人に使ってもらえたらいい。そう思う。

そして今日、やっと講習会の講義録のたたき台が完成。講師の講義の内容をビデオとテープから起こすのだ。先生は山形訛があって、聞き取りにくいし、主語と述語がめちゃくちゃだし、文章がなりたたないし…。かなり脚色してしまいました。果して先生からOKが出るのでしょうか？あな、おそろしや。でも、重荷が少し降りて、ホッとした。
もう一度、神様、ありがとう！

シラフで観た。

きのう届いた、発表会のビデオを観た。昼間に観たので、さすがにアルコール抜き。
踊り始めて26年。一度たりとも、公演や発表会のビデオを観て満足したことがない。目だけは妙に肥えているので、理想と現実のあまりものギャップに「次こそは…」と、リベンジを心に誓うけど、学習機能がないのか、またもや撃沈。その繰り返し。。。。
いい舞台を観ると、「何やってんのかなぁ～自分」。と落ち込みモードに突入。あーっ、神様は本当に不平等に人をお創りあそばしたのよ。

しかし、アニータ（私の腹の中のこぶ）よ。とっとと出てって！私の元々ない可動性を益々奪い取るヤツよ！早くアニータと決別して、残り少ないダンスとの日々を送りたい！

全然、話は変わって、
NHKの「ハートで感じる英文法」のテーマ曲に、フィンガー５の「個人授業」のB面（あ～、なつかしい響き）の曲（題名忘れた！）が使われていてビックリ！
この番組、確かに分かりやすいなぁ～。ジャスミンも可愛いし…。（ってオヤジになってるか、、、、）だが、やっぱり英語に関しても、学習機能が破壊されてる私である。再び、撃沈！

やっぱり！

ニーナ・アニヴィアシビリとフリオ・ヴォッカの「ドン・キホーテ」が観たくて、アメリカン・バレエ・シアターのチケットを取ろうと思った。なんだけど、残念ながら、何があったのか、ニーナは来日しなくなったと言う。ので、観に行くのをやめた。
ニーナはもう40代になる。若い時よりも、今の方がずーっと素敵な踊り手になってるなぁ～って思っていた。もちろん、舞台に観に行く余裕がそんなにないからTVで観てそう思った。だから今のニーナを舞台で観たかった。ニーナがABT（アメリカン・ダンス・シアター）に参加しなくなった理由に関しては、「今は言えません」との本人からの意味深なコメントがHPに載せられた。
「何なんだろー？」
想像心は駆け巡る。

フリオ・ヴォッカはもう17，8年くらい前に、彼がまだプリンシパル・ダンサーではないときに、「ドン・キホーテ」で村人の少年の役で踊っていたのが印象に残っている。すごい跳躍力のあるダンサーで、脇役ながらとても目立っていたのだ。

「あー、残念！もう、ふたりの踊りは観られないかも…」
と思ってみたものの、やっぱり他のダンサーでもいいから、観たい衝動が押さえられない。でもさ、バレエって高いのよねぇ～。あーーー、分かります。高い理由は。でも、分かっていても「よっしゃ！」と払えないのよねぇ。貧乏人は…。

そして何度も迷い、迷い…、ついに今日、東京文化会館まで、チケットを購入しに行ってまいりました。福沢さんひとりでも、4階席でっせー！1階席で見るには、福沢さんひとりと、野口さん8人、もしくは台東区のアイドル樋口さん一人と野口さん3人がかりじゃないとダメなんでっせー！あー、高嶺の花。バレエ鑑賞。

と、うちに帰ってみると、6月にあったダンスの発表会のビデオが届いている…。あーっ、現実はいかに…。もちろんこっちは、シラフじゃ観られませんッ！！