沖縄を考える

ブログを使用しての種々の論考

詩596 dot.com記事 古賀茂明「役人が“忖度”した後の報酬とは?」

2017年04月03日 07時21分30秒 | マスコミジャーナリズム

古賀茂明「役人が“忖度”した後の報酬とは?」

https://dot.asahi.com/dot/2017040200002.html

忖度という言葉が使われるときには、その対象となる人が、「表向きには言えないことを考えているはずだ」と読み取ることがカギになる。「表向きには言えないこと」とは、違法なこと、やってはいけないこと、考えてはいけないことである。

忖度の対象となる人は、自分の上司、または、自分の出世(目の前のことだけではなく、一生を通じての)に影響力を持つ人

最も重要なのであるが、役所においては、「不忖度への懲罰」と「忖度への報酬」が他の組織に比べて、極めて大きいという実態

役所では、人事当局が、職員の退職後の天下りの差配をする。少なくとも70歳くらいまでは、役所の世話になるわけだ。したがって、忖度への報酬は、60歳定年まではなくその後の10年以上にわたって続く

国会で答弁する財務省官僚が、苦しそうに見えないのは、彼らが、この「忖度による沈黙」で大きな報酬を得られることを確信しているからではないか

(以上抜粋)


詩596 dot.com記事 姜尚中「使い勝手の良い『愛国』と『反日』という言葉の裏にあるもの」

2017年04月03日 07時11分28秒 | マスコミジャーナリズム

姜尚中「使い勝手の良い『愛国』と『反日』という言葉の裏にあるもの」

https://dot.asahi.com/aera/2017033000064.html

夜郎自大の「愛国無罪」という言葉が頭をよぎります。愛国無罪とは尖閣諸島の国有化問題の時に、中国の大規模な反日デモで「愛国行為に罪はない」という意味でも使用されました。つまり愛国を「専売特許」にすれば、水戸黄門の葵の印籠のような効力を発揮するわけです。



詩596 日刊ゲンダイ記事 小澤俊夫氏が警鐘 「共謀罪で言論の息の根が止められる」

2017年04月03日 07時05分05秒 | マスコミジャーナリズム

小澤俊夫氏が警鐘 「共謀罪で言論の息の根が止められる」

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/202513

■一番悪い岸の末裔が首相になって日本の未来はなくなった

「日本から満州に来た官僚の中で一番悪いのは岸信介だ」  「地上げをし、現地人は苦しめ、賄賂を取って私財を増やした」

岸が自民党総裁になったときに「こんなヤツを総裁にするなんて、日本の未来はない」とハッキリ言った。その岸の末裔が首相になって、日本は本当に未来がなくなっちゃったね

正しいことでも警察がダメだと言えば、アウトになる。これが戦前の治安維持法の怖さだったんだけど、同じ懸念があります。警察、当局の判断が正しいのかどうかという検証を行うにも情報が出なければどうにもならない。森友学園の疑惑だって、都合の悪い情報は「廃棄しました」と言って出さないじゃないですか。権力というのは都合の悪いことは出さないんですよ。だから、危ない。そうなったら、誰も怖くてものを言えなくなりますよ。

それがまさに沖縄高江で官憲がやった、辺野古でやっていることだ

進軍していると畑でおばあちゃんが働いていた。必ず殺すと。子供も殺すと。なぜかというと、通報されるから。スパイされるから。

日本人には加害者の部分がそっくり抜け落ちていますね。

 そこがドイツとの大きな違いです。

安倍政権は周りの国に対して「日本は平和主義だから攻撃しないでおこう」という気持ちにさせる努力をしているのか。外交的にも経済的にも国民的にも。逆にあおっているじゃないですか。

(以上抜粋)