Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

「美味しい」だけがすべてじゃないのが居酒屋

2021年05月01日 23時59分59秒 | Weblog

【当時は大変世話になったが】


まず提供する料理の仕事を間違わず、それをほぼ完ぺきにこなし、常に美味しい料理を提供してくれる居酒屋へ“ひいきに”通っていたことがある。


その店らは緊急事態宣言下、もしくは厳しい時短規制が適用されていたタイミングでも身を切りながら耐えて開店していた2店舗である。


しかし、今現在、通う頻度をかなり絞って調整している現状だ。
(振り返ってみても当時はなかなかの頻度で通っていたんだけどね)



【慣れれば一緒】


美味しい店には、たまに行くから「美味しい」と感じるのであって、毎回その「美味しい」を舌で感じていると、それは「美味しい」と感じず「よし、期待通り」となってくる。


それは、味が想像できるからであって、慣れてしまうとまず想像を超えなくなるのがその理由だ。
自分はコロナ以前、大衆居酒屋やチェーン居酒屋で専らジョッキを傾けていた。


しかし、そうした店が緊急事態宣言などで休業状態になるとそうした「美味しいお店」しかOPENしていないこともあって、そんなチェーン店らには行かなくなった。(そもそもやってないからね)


つまり、そんな美味しい店ばかりに通ったことで、その味に慣れたことや期待を超えないこともあることも知り、そうした事態のことを、「舌が肥えた」と人はいうかもしれない。


だけど、舌はそれなりのレベルの味に慣れたとしても「とても美味しいもの」に出会えると素直に「美味しい」と思うから、一概に「舌が肥えた」ワケでなさそうなのだが。



【自信のネタは自慢のネタ】


そんな両店に通う回数が極端に減った理由として、共通しているのは、「やっぱりここの魚は美味しいでしょ?」と、どちらの大将も結構アピールしてくるところにチョット嫌気がさしてきたというところなのかな。


最初はマウントをとってくる雰囲気に単純にモヤモヤしていただけだったが、ちょっと長く通うとそんなフレーズも慣れるを通り越して挨拶に聞こえてきた。


だけど毎回毎回言われるといつかは、頭の中で・・・

「高いもん仕入れて不味いわけないよな(過去ログ参照)

と思い浮かべるようになった。


つまり、いつかここで語った「高くて旨いのは当たり前」に通ずるわけ。
まあ簡単に言えば、その店らは高くても旨いものを食べたいときに行けばいいお店という位置になったワケ。


コロナで経済も自分の財政も厳しい時代、それぞれのお店には世話になったけれど規制が緩い時短制限化においては、背伸びをすることなく財布にあった店で十分だということになったから、通う頻度が激減したともいえるのだけど。



【気持ちは筒抜け?】


もうだいぶしばらくそれらのお店に行かなくなってしまったのだが、それぞれ元気にお店は展開しているらしいことは知人を通じて聞かされていた。


そんな自分の気持ちが見透かされたのか、先日、珍しく様子伺いの連絡が片方の店から来たものの、どちらも個人経営のお店だし、元気にやってくれていればオレはそれでいいと思って挨拶は交わしたが「また行くよ」とは返信しなかった。


まあ、いつか気が向いたら顔を出すつもりなので、その時は絶対に暖簾を出しておいて欲しいと思うのは、我ながら本当に勝手なことなんだけど(笑)



【PS/お悔み】


千葉県は下総台地に位置し、その北西部の内陸に位置する“とある”街の居酒屋がある。
この店は、一番最初の緊急事態宣言が出る以前から、ついしばらくまで懇意に通っていた居酒屋がある。


その通っていた頻度は週に一回以上、およそ2年間だったと記憶している。
こんな天邪鬼なオレに話しかけてくれていた常連さんがいらっしゃった。


そんな先輩の年のころは、自分よりも20くらい年上の元地方公務員の方だ。
時事や政治の話、スポーツや近況など、先輩からいつも話しかけてくださる話題にいつも絶えなかった。


そんな状況もオレは楽しくて、そのうち、休日には開店直後に入店するようになり、そんな先輩らと顔を合わすことを期待して定期的に通っていたのかもしれない。


ところが、最初の宣言解除後にお店が再開しても先輩は現れなかった。
そのうちオレも(ワケあって)行かなくなってしまったのだが、知人を通じて病気で入院していたことを知った。


宣言中は、あれだけ元気だったのに・・・と感じていたところだったが、つい先日、ひょんなことでその先輩が亡くなったことを聞かされた。


わずかな期間でしたが、もうあんな出会いなんかないことだと思います。
最後のご挨拶は出来ませんでしたが、あのような素敵な時間をありがとうございました。


本当に感謝いたします。
そしてご冥福をお祈りいたします。


(この記事と全くないけれど、居酒屋で横のつながりができて、それがキッカケで富山にあるお店に行くことにもなったし、友達こそほぼいない自分でありながらも、人づてで得た情報ってやっぱりありがたいことが多い。)


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