標題のとおり、この試験は、計算問題が出題されるのだけど、受ける種目によって、どんな計算がでるか決まっている。
しかも、マジな公式って2~3つぐらいで、そこまで複雑じゃないから、ちょっと覚えておけばいい程度。
よって、捨てるのももったいないから暗記。
そして、すべて暗記した計算問題が出題されたから、計算する。
だけど、まあまあの計算なのに電卓は使用禁止。
以下へ、今回の出題をupするので、皆さんで検証して見てもらっていいですか?
これらの計算が手計算のレベルなのかどうか?
<初級編>
【ベンチ発破の計算(火薬学-問19)】
L(/x)= C・D・W・H
ここで、今回の問いは、Dの穿孔間隔なので
225/10 = 0.25・D・3.0・10
D = 22.5/7.5 = 3.0
初級とはしたけれど、これって電卓なくして結構エグイ計算だと思わない??
<中級編>
【直並列回路における電圧計算(火薬学-問20)】
E= b・L・(R1+R2・a/b+R3)
E= 40・2・(0.042・100+15/40+0)
E= 366 ≒ 370
この計算も手計算って、かなりしびれるよ。
せめて、発破母線の抵抗くらい整数にしてくれないかなぁ(4.2のとこね)。
手計算などしなくなった世代の人間には、クソハードってもの。
<上級編>
【火薬の力(f)を求める計算(火薬学-問11)】
まあ、この問題は中学か高校時代に誰もが勉強したであろう「気体の状態方程式(だっけ)?」を思い起こせば、すんげー簡単に解ける問題。
なので、PV=nRT から PV=fとすると
f(J)=(2.5+1.75+1.5)×1000/227×8.31×4100=863031.9378(J)≒0.86(MJ)
TNTの火薬力を求めるこんな計算、電卓だったらサクサクできるけど、手計算でこれをやれってひどすぎでしょ?
でも、必携図書だとされた火薬学の2ページのうちの1ページに、しっかりTNT=0.86MJと提示されていた。
要はTNTの火薬の力を丸暗記していれば、計算せずとも答えられた問題。
実は、自分も丸暗記ゾーンの引き出しに用意はしてあったが、1.00MJより低かったイメージしか記憶になかった。
ただ、安全のために途中まで手計算していたのだけど、記憶が奏功して、計算するスペースが無くなったころに、正答を導くことができた。
<まとめ>
東京都火薬類保安協会の講習で生かされたのは、ここで挙げたすべての計算について、準備対策を促していたことだ。
(っていうか、厳密には協会が依頼した外部講師の狙いとアタリがすべて的中したんだけどね。)
だから、計算問題はすべて捨てるのが自分の定石なのだけど、わかっている簡単な公式くらいは、しっかり活用してとりこぼさないようにしたいところ。
なので、あの時の協会の講習は、まったく無駄ではなく大いに助けられたわけね。
少なくても甲種で出題される計算式が、直並列とベンチ発破に加えて、火薬の力があるかないかって聞かされてなければ、ハウザー式だったり直列・並列なども覚えなければならなかったんだから、相当でかいことだよね。
でもさー、そうはいっても、こんな計算を手計算でやれって・・・
どうよ?
「関連リンク」
http://blog.goo.ne.jp/naked-soul/e/6d58142ee941c697c028e83b4155bbd5
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