Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

素直に信じがたい情報の裏側を読む

2015年10月29日 23時59分59秒 | Weblog


「喜多方ラーメン坂内」にアメリカ人が行列つくる 「最高の麺、スープ」とカリフォルニアで評判(Excite BIT - exciteコネタ)



この記事、簡単に言えば“喜多方ラーメン坂内”(以下、「坂内」という。)というラーメンチェーン店が、話題作りにアメリカで1号店を出店したら、意外にも地元ではウケているというもの。


この目で見てはいないものの、たしかに、その通りなのかもしれないといったレベルのニュースだったのだけど、記者が実際に日本国内にある店舗で実食したところ、「なるほど、なかなかウマイ」と付け加えているところが、どうにもオレに引っかかったポイント。


食べ物なので、個人の評価は異なるし、それぞれに嗜好(志向)もあるから、一概には言えないけれどと前置きをしておくが、この坂内は、特筆するほどウマイ店でもないし、もっと強めに言うなら、正直うまくないと思っている。


かつて、20年くらい前に3回ほど、仕事中に立ち寄った際に同店で食したことがあるのだが、醤油ダシから香る匂いも独特だし、記事中にもあるとおり、麺も独特な食感があったことを記憶している。


御自慢のたっぷりチャーシューも食べたけど、ぶっちゃけ、仲間(故人)が見よう見まねで作ったというチャーシューのほうがずっとウマかったと、当時コメントした思い出がある。


ハッキリ言えば、先輩が「ここでもいい?」って誘われなければ、絶対に(仲間同士や単独では)行かない店だというのが、オレの評価。


事実、オレの行動範囲内で鑑みても、千葉県内の知りうる4店舗のうち、3店舗は閉店しているから、きっと世間(千葉県内の一部)ではそういう評価だと言いきっていいだろうと思う。

(参考までに今日現在で調べてみたら、千葉県内には、すでに2店舗しか残っていなかった。)


こうしたラーメンチェーン店は、手軽さとお値段がカギを握っているはずなのだが、たとえば餃子の王将や日高屋とかと比べると、メニューも手薄だしそこまで安価でもない。


よほど好みが合わないと通いにくいところではある店だが、これまで生き延びているということは、収益性を重視した店舗展開をしていることが推察できる。

(つまり、オレが知っている閉店した3店舗は、整理されたワケだね。たしかに、産業道路沿いにある蘇我店は、平日はびっくりするぐらい客はいないが、土日のランチ時は、駐車場も満パンだ。)


まとめると、なにをオレがここで伝えたかったかというと、このネタ元の記者が、アメリカでの評判を聞いて、初めて坂内で食したという設定になっているのだけど、坂内を知らなかったのに、どうしてアメリカでの評判が気になったのかが繋がってこないというか矛盾しているよね。


ここでは、日本で大して評価されていない(であろう)ラーメン店が、アメリカでの評判になっているニュースなんて、正直「へぇ~」ぐらいのどうでもいいことであるはず。


つまり、この情報が真実であろうがウソであろうがどちらでもよくて、「アメリカでの評判はいいみたいだから、日本での坂内も(知らない人こそ)食べてみてね」という記事にしか見えないと感じたのは、オレだけかな。


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