Naked a STYLE (サブログ)

映画レビュー、ニュースネタを中心に、自身のメンタルチックな話題を絡めて、ノージャンルで書き綴るぜぃ~

あのブログ旅が仕込みを強化している件について

2013年06月18日 23時10分48秒 | Weblog

ブログ旅と聞いてピンと来る方は、関西圏在住の方か他県であるならちょっと奥深い興味を持っている人だと思われる。
ちなみに、この旅番組名を「ロケみつ」という。


ロケみつで行われているブログ旅とは、関西ローカルの某局で展開する企画であって、現在最も人気の企画は(現在において)ピン芸人の「桜」稲垣早希嬢が、ブログへ付いたコメント数に応じて旅をするというもので、ある意味この番組の屋台骨を支えている企画だと言っていいだろう。


なお、各企画や番組名の由来やバックボーンについて、知らない方は各自調べてもらうこととさせて頂いて、以下、皆さん周知の状態であることを前提に語らせて貰う。


関東でも同番組が深夜帯で放送されるようになり、オレもたまたま観たのは、すでに同嬢が西日本縦断の旅を行っていたタイミングだった。


そもそも同嬢の存在すら番組を観るまで知らなかったが、ガチっぽいテイストとイマイチ人気はないがちょっと美形の女芸人がサイコロの運命に委ねるという企画に興味を引いたため、録画して毎週拝見することになってもう久しい。


個人的には、西日本編前の過去作品も興味深いところであったが、DVDを買ってまで全てを知ろうという気にはなっていない。一言で言えば、ロケみつファンとまで言わないが、ちょっとした物好きだと御理解されたい。


なぜオレが物申したくなったのかは、海外編に入った瞬間から、あまりのグダグダぶりに愕然としてしまい、録画も半年以上もの間溜め込むぐらい、観ることが無くなってしまったためだ。(オーストリア編の1発目ね。)


先月ぐらいから撮り溜めた番組を見るようになり、最近ようやく追いついたのだが、やはり日本編ではあまり感じられなかった「仕込み感」が海外編では随所に出現することで、番組の最大の売りであるガチ感が薄れ興味も希薄になったのは間違いないだろう。


特にひどいシリーズとしては、イタリア編の3シリーズ、オランダ編の1シリーズだと思う。
(まだ旅は行われているので「今のところ」としておこう)


イタリア編の3シリーズのうち「深夜のB&B探し編」については、2系の方々が様々意見しているとおり、仕込みの程度が悪すぎたあまり「やらせ」のスレ立てが乱立したほど。


オレも「ヤラセ」という表現はこの番組において好きではないので使いたくないし、その全てに共感しないが、イタリアの「マテーラ編」「B&B編」「のぞみちゃん編」およびオランダの「水車編」については、どう考えても「仕込み」以外の何者でもない空気は映像を通して消すことは出来なかった。


海外で野宿はさせられないことから、トルネードタイムとか言うルールを作ったのにも関わらずそれが不発となれば、「偶然」を装って危機を回避する体・・・・いかんせんちょっとそれを「仕込み」と呼ばず何て呼べばいいのだろうか。


しかし、なんといっても
とにかくヒドかったのは、オランダ編の水車シリーズだろうが、まずイタリアの3編については、簡単にオレもコメントさせてもらいたい。



「マテーラ編」


ここでも現地人と結婚して自身のお店を持つ日本人妻と出会うのだが、こちらのお店は、日本のテレビでも何回か紹介されている有名店である。(なぜかブログの記事がない・・・・)


しかも、だだっぴろいマテーラ旧市街において、ピンポイントでその店に偶然通りがかるというのは、あまりに出来すぎだし、万が一その店がメインストリートにあったとしても、お店をやっている人がお店をすっぽかして洞窟住居をご丁寧に初見の日本人に隅々まで紹介することってあり得るのだろうか。


あげく宿探しまで協力していて、お手製のケーキまでどうぞ?(笑)
「事前に伺っております」がなければ、とても信じがたいシナリオではないだろうか。



「B&B編」


これは2系で最もヤラセで沸いたシリーズだが、そもそも英語が思いっきり出来るイタリア人ってイタリアにはどれほどいるのだろうか?と疑問に思う。(しかも日本のサブカルに興味がある人ですよ?)


しかも、彼は当該地域に住まない人だという。
つまり、緊急事態用にどこかから借りてきた人のようにしか思えないくらいの親切さだったことからも疑問は増長するばかり。


コレが本当にガチンコで偶然なのなら、本当に凄いことだ。
オレがその親切なイタリア人なら、スタッフらに対して逆に説教するけどね、もっとうまくやれよって(笑)


まあこのシリーズについては、このくらいにしておこう。
作品と夢は壊しちゃいけない。



「のぞみちゃん編」


過去放送の「B&B編」では、あまりにも反響が悪かったせいなのか、番組上で早希嬢が「(深夜のミラノで出会った)のぞみちゃんとは、日本に帰ったとき本当に会ったんだ」とコメントすることで火消しを図った。


(ブログでもご丁寧に紹介しているが・笑)
この写真、誰が撮ったんだよって(爆)



しかし、そもそも日本に滅多に帰るか帰らないという設定であったハズの「のぞみちゃん」が、ロケみつ放送後1ヶ月の間に日本で会っていたなら、「のぞみちゃん」はホントにミラノ在住者なのか?と疑って当然だろう。


そういえば、「のぞみちゃん」はバリバリの関西人のハズなのに、イントネーションからして話す日本語は関東風だし、早希嬢のワードに釣られることなく会話は標準語に徹していた。


同じ地元出身で年齢も同じだったら、普通は引っ張られるよね。
そもそも、「のぞみちゃん」がイタリア語を話すシーンは一切無いのも不思議。


あと、常識的に考えて「ミラノにおける夜の一人歩きは本当に危険」と言っておきながら、自身は単身クラブ脇のアパートに一人暮らしだし、番組とはいえ女性の一人暮らしの全容をカメラで一通り撮らせたあげく、他人を泊めることって考えられるのかしら?


そういえば、そんな彼女も早希嬢を泊めた翌日は、“偶然”仕事が休みなんだよね。
事前通達無くして、ちょっとありえないと考えてもいいよね。




なんといっても海外編で最もヒドかったと思うのがオランダの
「水車編」


1.資金と時間に余裕があるのに、なぜまずは通過地点を直接目指さないのか?


わざわざもう一泊するルートを選択してまで水車を観に行く必要性がそもそもの疑問。
翌朝資金が没収される可能性だってあるのだったら、常識的にはまず通過ポイントクリアしてから、ゆっくり宿に泊まったのちに、朝のサイコロタイムの結果次第で風車群を目指すなり次の行動を起こすべきだろう。


2.水車の街まで移動して、目的の水車まで来たのはいいが、早希嬢があまりの荒天強風から引き返したい空気満載だったのに、なぜ水車群のある街まで移動を決めたのか?


旅の基本的行動は彼女の意志によることが、概ね前提とされている中、あの天候で風車群へ向かった理由など無いはずだ。


3.水車群の街についてすぐ、なぜ現地在住の日本人に偶然会えたのか?


あんな荒天の中、観光客どころか地元の人だって外を出歩いていないのに、そんな偶然に犬の散歩なんかしているなんてあり得るのか?
それも水車がある場所に住んでいる日本人って、相当ピンポイントではないのか?


4.なぜその日本人妻は、偶然パートが休みだったのか?出会う人出会う人、みんなその日は休みとか、次の日休みとかってある?


そんなに偶然って重なるものかい??
毎週金曜か土曜に旅してはりますの??


スイス編で遭遇した日本人妻やドイツ編でのワインおばさん も、仕込みのニオイを一層感じるようになるわな。
そもそもとして、そんなに時間的都合のある現地の日本人にちょうどよく良く出会うものなのか?


5.なぜ現地において直近で放送されている「ロケみつ」をオランダで観ることが出来たのか?


観ることが出来る手段はあるだろうが、ピンポイントで同番組を日本の放送時間とタイムラグが無く単身乗り込んだ50歳前後の日本人妻が観ているとは考えにくい。


ロケハン組が事前にDVDなどを渡しているのなら話は別だが。
1~5までを考えただけでも、ディレクター陣による配慮という名の仕込みが行われたことは普通に考えても容易に想像が付く。


なぜ荒天であるのに水車群を目指したのかは、この水車おばさんと出会う体になっているからであって、諸々約束したからには引き返すわけに行かないわけだ。


蛇足だが、日本人妻の旦那が愛想悪すぎではないか?
スイス編での日本人妻と結婚した旦那も、無口でシャイな設定となっており、水車編とあまりに酷似している。
本当に夫婦なのだろうか?という疑問まで沸き上がる。


振り返って海外編を吟味すると、この企画を行うにあたっては、視聴者の誰もが「なぜカネがあるのに先へ進もうとしないのか?」という点が、この企画の最大の疑問で、このヘンの矛盾は番組では「早希ちゃんが行きたいから行く」とか、せっかく来たから観光したいという体で落ち着かせていることで「仕込み臭」を消しに掛かっている。


でも、本来はそうでないだろう。
色々偶然を装った「仕掛け」があるため、主人公を操作しながら旅を続けさせるのが、この企画。


この旅のキモとなるコメント数については、概ね2000以上あることを前提であって、コメントが無くなることを考えられていない。
まあ、このように疑えばキリがないし、日本編でも「やや?」と思うところは幾つかあった。


でも海外編は、ちょっと「過ぎる」のではないか?
過ぎると思う共通点も一杯ある。ピンチになると必ず勇者が現れるほかに、


1.偶然、現地人と結婚した日本人妻と遭遇すること。

2.しかも、必ずその国(土地)の特徴ある場所や関連した街に住んでいること。

3.公用語が英語でない国でも、話しかける人の多くは、グッズグズの失礼な英語が概ねつながること。

4.場所によっては、宿泊交渉した店へ「明らかに宿泊していない」ことがバレバレなこと。

5.日本編ではありえないほどサイコロの1が出ないこと。


4については、おそらく1ヶ月のうち、3~5日ぐらいしか現地で旅をしていないはずなので、宿泊したことにして翌朝お店の前から取り直しという場面になるのは、編集上やむを得ないことに関して理解できる。
(MBSのメインブログをよく読めば、リアルでわかることや)


しかし、スタッフらはドコに宿泊しているのか?という疑問を鑑みると、おそらく、宿泊したことにしてスタッフが用意した宿に泊まっている可能性もあるということだ。


そんな行き当たりばったりと、スタッフが泊まれる場所などないだろうし、海外編では泊まると決めた街から宿泊地を変更したことがない。


事前にスタッフが泊まれる街まで移動させているかまで考えたくないが、彼女が宿泊地を決めるのは最低でもスタッフは知っていなくてはならないことを考えてみよう。


5については、確率的にもサイコロで1が出なすぎると思う。
オレが知る限り、1年以上やってきていて2回しか1が出ていないハズ。


コレって、どうよ?
出目サイですか?


それとも振り直しています?
ここまで「仕込み」が強くなってきたことについて、グズグズ語ってきたが、ちょっと冷静に立ち返ってみようか。


この企画は、ブログ旅としているが、一人の女性タレントがヨーロッパを旅している番組なんだと思えば、サイコロやら偶然起こるとされるハプニングは演出と考えればいいのだろう。


冒頭でも言ったが、この番組はこの企画がなければ間違いなく終了するのでね。



PS


ちょくちょく出てくる「日本食が恋しい(恋しくなった)」とナレーションがコメントするのは、明らかに過剰演出で大変いやらしい。


MCの八光も「スタッフらのマイルがバンバン貯まる」であろうことをコメントしていることからも、番組サイドも早希嬢らが日本にバンバン帰っていることは周知の事実として捉えているから喋っているし、ここのトークもカットさえされていない。
(くどいようだが、こんなことはブログを見ればわかる)


だから、ブログさえ見てれば誰でもわかっていることだし、公認である上にあえてバレバレのナレーションを付けて改めて視聴者へ植え付けようとすることは、かえって悪印象を与えていると思われるので、やめたほうが良かろう。


また、オレは、その肝心のブログへコメントしたことはないが、海外編になってから5回くらい眺めたことがある。
オレが拝見時は、なぜか決まっていつも「今は旅をしていないのでコメントしても資金にならないけど、励みになるのでコメントしてね」的なメッセージ付きのブログとなっている。


このことで、どんなタイミングで旅をしているのかは、ファンである人ほど理解しているだろうし、オレのように文句を言わない人は、それを承知で番組を応援している人なのだろうと思う。


もっというなら、早希嬢本人のブログを見れば、それもよく分かるというもの。
日本でも普通に活動していることが、よーくわかるし(笑)



・・・・支離滅裂になってきたし、書くのも疲れたので、ロケみつに関してはこれぐらいにしておこうかな。
少なくても、ヒロインの彼女は、何の責任もない。
この企画においては女優なのだから。


あ、最後に、オレがロケみつで好きだった企画は、テクテクもぐもぐブログ旅 と まる子のトンネルブログ旅 と 自力海鮮丼ブログ旅 というもので、最も嫌いだった企画は「私をデートに連れてって」というものであることを申し添えておこう。




人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする