はじめに断っておくが、これはフィクションであり実在の土地や人物など一切の関連はないのであしからず。
また、前編を読んでいないかたは、まず前編から読んで欲しい。
気づくとそれは夢だった。
ちょっと複雑な気持ちを抱えたまま、出勤する。
そして、この日は旧職場で久々に仕事をする日だった。
新しい職場から、期限付きでリース契約社員として旧職場で働くことになったオレ。
みんなへの挨拶もそこそこに、早速業務に取りかかる。
しばらくのブランクはあったものの、後輩達を中心に明るく接しながら普通に仕事をこなせていた自分がいた。
バカっ話をブチまけられる自分や同僚になんだか嬉しい気持ちで一杯になっていた。
しばらくすると、社内放送でオレだけ会議室に呼び出される。
「まだ仕事も始めたばっかりだぜ??」
ブツブツ言いながら会議室に行くと、見覚えのある顔が。
そう、あの夢の中で一緒に登山した美人登山家が、そこにいたのだ。
一瞬面食らったが、名前も聞かされずに上司から紹介されたので、お辞儀をするオレ。
そして、夢の中でしっかり覚えた顔だったけど、あれは夢だと言い聞かせて
「はじめまして」
と、改めてきちんと挨拶した。
先方の美人登山家も「はじめまして」と返してきたが、めちゃくちゃニコニコしていて眩しくみえた。
勿論、仕事上の関係者らしいので、非常に仰々しい雰囲気だったんだけどね。
(当たり前だけど)
すると、椅子に座って談笑するのだが、どうも着席の配置がおかしい。
美人登山家の上司らしき人とオレの上司が対面(トイメン)。
オレと美人登山家が隣同士に座っている。
話の内容は全く記憶にないのだが、会話の様子からすっかり打ち解けたようだった。
オレは相変わらずバカ話を振って笑いを誘っていたが、そのうち、美人登山家がオレに激しいツッコミをするようになってきた。
オレの左腕や左肘をポンポン叩くようになってきた。
そう、ニコニコしながら。
そして段々と左腕が痺れてきて・・・・・・・・
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これまたガバッと起きて目が覚め、これも夢だったことに気づく。
夢の中の夢をリアルにガッツリみてしまったことにも気づいたのだが、どうも左の腕がだるい。
どうやら、半身の体制で左腕を下にして寝ていたらしい(笑)
痺れてなければ、夢は終わらず続いていたのかも知れない。
でもとにかく鮮明に覚えている夢を見たのって、初めてだったのでは?と思うくらいの衝撃で、思わず近くにあったノートに憶えていることを書き綴った。
久々に味わった恋愛感情というかドキドキ感があって、心躍った感情というのがとにかく新鮮だった。
今思えば、夢の内容ってハチャメチャでおかしいんだけど、映画「インセプション」のように一段落ちで夢の中で行動できたことは面白かった。
コマが近くにあったら、回してみたかった(笑)
どうか、またこんな夢を見させてくれないかなと願う。
そして、リアルにいい話がないか切に願う(笑)
・・・・でも、これってどんな意味があるのだろうね
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