犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

辰巳ダム>水は貯めないが、ヘドロは溜まる!

2013年08月16日 | 辰巳ダム
 穴あきダムの懸念の一つは、洪水の動植物や環境影響。
 自然環境への影響、つまり「洪水の動植物や環境影響の懸念」である。洪水が発生しても湛水しなければ、濁水はそのまま下流へ流れていく。ところが、湛水すると、水と濁りが分離して沈殿して、堆積する。洪水後のヘドロの堆積の様子である。




 この堆積している面は、河道整正工の上端であり、標高107メートルである。河床は10メートル下の標高97メートル。今回の洪水では標高107メートルを超えていた時間は、29日17時から30日9時までの16時間である。濁水が滞留した結果、ヘドロが沈殿した。
 ダム湖内を親水空間として散策する公園を整備するというような話もあったように記憶している、そんな馬鹿なことが実現しなくてよかった(-_-;)
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