京都の旅・・・・②

2018年11月14日 | 

最近関西に出かける時は北陸廻りです。こんなことでもなければ北陸新幹線に乗る機会もありません。

 当然京都に着いても、日の短い今頃では観光にもなりませんので、金沢を楽しみます。

 近江市場に寄ります。

 海の無いとこに住んでる身には、もう・・・もう感激な風景です。

 あれもこれもつれて帰りたい物ばかりです。でも諦めて生ガキを店頭でいただきました。たくさん食べると・・・・そんな問題ではないか・・・・。

 当然ここでは海鮮丼をいただいて、さらに車内のおつまみもゲットして、サンダーバードに乗り込んだのでした。

 夜はホテルの傍の居酒屋さん・・・・これも当り!!

 翌日の朝、新聞で泉涌寺で「月輪未生流献華展」が開催されている記事を見て、急遽予定に入れます。東福寺に行く予定だったので、たまたま都合がよかったのでした。

 夫は午後2時から妙心寺で研修なので、時間がありませんので、タクシーで泉涌寺に向かいます。

 いけばな展の他にも菊花展も開催されていました。

 お茶席もあるのですが、早い時間でしたから、準備中でバタバタされています。

 70点程のお花をじっくりと鑑賞・・・・花材と花器を見るのが好きなんだわ。

 活け方は私の能力の及ぶところではないので、こんなお花があるのだと感心しきりでした。

 泉涌寺に祀られた歴代皇族に菊を献華するのに合わせてのいけばな展とのことです。

 このお寺の長老が指導される篆刻作品もお花と共に展示されていました。

 楊貴妃観音がありました。なぜ我が国に楊貴妃って思いましたので覗いてみました。

 756年に命を落とした亡き妃を偲んで、香木で等身坐像を造ったと伝えられているのだそうですが、その坐像を1255年に中国に渡った湛海がその像を持ち帰り、泉涌寺に安置したのだという。

 以来100年後とに開扉される秘仏であったが、1956年から公開されているといる。

 とても美しい像である、


 トコトコ歩いて、境内の塔頭を覗きながら、東福寺に向かいます。

 あらー、ここ去年来たわね。

 去年はちょうど1週間遅れでしたから、紅葉も今年より進んでいました。

 紅葉はさておき「龍吟庵」に向かいます。団体旅行だとここには入らないからです。

 書院造と寝殿造の名残をとどめる、現存する日本最古の方丈建築です。

 お庭が素敵です。ミレイさん・・・・重森三玲さん1896年~1975年の作庭です。昭和の天才作庭家なんですって。

 方丈の東・西・南に配置された三つの枯山水庭園です。

 西の庭・・・・龍が海中から黒雲を得て昇天する姿を石組によって表現しています。

 青石による龍頭を中央に配し、白砂は海を、黒砂は黒雲を、そして竹垣は稲妻模様を表しています。

 とってもすごいです。

 他の2つのお庭もです。

 東福寺に行かれたら是非ご覧になってください。見どころいっぱいでした。

 あわただしくおばんざい定食をいただいていると、お隣の席の和服を粋に着こなした方がお声を掛けてくれました。

 この時期特別公開されている寺院を教えていただいたのでした。

 京都観光おもてなし大使をされている、料理屋の女将さんでした。

 電車で京都駅に向かい夫と別れます。


                                               依田美恵子
       軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家



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