このところの懸案事項の一番の「野沢菜漬」です。
今年は少なくするわ、という希望だったのですが。
あまりにも大木(笑)のように成長した野沢菜です。
確か切口が500円玉だか100円玉が理想なはずだったのに、今年は1000円玉か2000円玉(ないけど)位。
半日干してもらって夜もそのままにして少ししんなりさせて、日曜の朝から開始です。
洗うのはキッチンでお湯で洗います。
昔はね、北風吹く外流しで中腰で洗っていたけれど、自分の裁量でできるようになって変えました。
だかららくらくです。
長いので葉はほとんどカットです。
塩分3パーセントで漬けていたのですが、葉が無いので絶対漬からないから4パーセントにしました。
その他には砂糖、昆布、赤唐辛子、干した柿の皮。
結局50キロ、2樽になりました。
1樽にしたかったのに。
ここでたくさん漬けると、最後の野沢菜の煮物もたくさん作ることになるのね。
夫と2人3脚で2時間、終わった後道具を片づけ、床の養生をしたダンボールも片付け、拭き掃除もし、そのついでに、干しものに使っていた網やザルも洗って干しました。
切干大根も干し上がり、今干しているのは「ゆかり」だけ。
初冬の信州の風物詩の野沢菜漬ですが、私の周囲でも漬けない人が増えました。
塩分もあるのですが、家族形態が変わってきたのが一番かもしれません。
友人や知人とであうと「漬けた?」が挨拶でしたが、考えてみれば会うことが少ないから余計聞かないわ。
北風に恐れをなして午後は作業部屋に籠り、チクチクしたり、ほどき物をしたり、ウエスを切ったりと、作業部屋もお正月に向けての準備です。
野沢菜の醤油漬けのレシピ載せます。
これは時漬け用です。
野沢菜 5キロ
粉カラシ 50グラム
砂糖 500グラム・・・・・・・かなり甘目ですので加減してください。
醤油 5合
酢 1合
元レシピは醤油3合でしたが、漬かりにくいので、醤油5合にしました。 醤油3合で塩70gでも可です。砂糖はお好みですが、私は400gにしています。醤油あとでも足せますので、加減してみてください。
① 調味料はすべて混ぜておきます。
② 野沢菜は良く洗います。
③ 軽く水を切りざくざくと短冊(5センチ位)に切ります。
④ 大きめのボール又はお鍋に野沢菜を入れ調味料と合えます。
⑤ 軽く押しをして1晩おきます。
⑥ 水が上がったら押しを取り、軽く全体を混ぜ合わせ出来あがり。
⑦ 3日間位軽く押しをしておくと、良く味が馴染みます。
私は野沢菜を洗う前にザクザクとカットしてしまいます。野沢菜の汚れは根元ですので、そこをカットして捨ててしまえば洗うのは数段楽です。
材料があれば超簡単な漬物です。
私は毎週少しずつ漬けています。
砂糖の量は加減してください。
これを食べていると、本漬けを食べないのが悩み(笑)。おいしいですよ。
お読みいただきありがとうございました。
ブログランキングに参加しています。お帰りになる前に下の3つのうちの一つにポチッをしていただけると何よりもうれしいです、お願いします。
中島木材のホームページは こちら
以前、信州が実家という人からいただいたのが本当に美味しかったです。
しかし野沢菜をこの辺りでは見かけないのです。
気候が違うのでしょうか。
今は1年中スーパーにならんでいますが、寒い時は九州で作られていると聞いたことがあります。ある程度の涼しさが必要なのでしょうね。
家庭のとお店のは、まるで別物です。家庭のは切ってしばらく置いておくだけで味が変わります。桶から出した手でないと信州の味は味わえない病菜ものです・・・・・もっともどの漬物もそうなんですが。
今年はうまく漬かっただろうかは、主婦にとってこの時期最大の心配事です。
そうですね
お漬物は桶から出せばすぐに味が変わりますもの
皆さんと同じく
野沢菜が手に入りません
それです!
岡山名物のままかりの酢漬けも ビニール袋に入って常温で 土産物店の店頭に並んでいて
食べてみると 家庭で作って 冷蔵庫に入れてあるのとは 全く別物です。
やっぱり 食は 暮らしている土地の半径何キロだったか(?)のものを
食べるのが一番体にいい どこそこの国の何が美味しいなどという グルメ番組などに
惑わされてはいけない ときいたことがあります。
でもやっぱり家庭の味とは別物なのかなと思っています。
野沢菜漬、息子ファミリーに持たせるのですが、漬け汁をたっぷり入れなければならず、そうすると本体の桶の漬け汁がなくなってしまうのです。
だから樽ごと持って行ってもらいたい!!
このあたりでは野沢菜は、3回位霜にあたってから漬けます。それがよその地で流行らない訳かもしれませんね。
信州は野沢をお茶請けにしてお茶の実する地域でした。
そのため高家圧の方が多く、ここ何十年か前から減塩運動が盛んになりました。
私たちの年代は、ご近所とお茶飲みする時間もないままにきてしまっていますが。
もったも漬物を煮るというのは他の地域でもあるでしょうね。
若い時は苦手だったのに、今はちゃんと煮ています。
そしておいしいと思えますから、幼い時に食べた物は郷愁も含めて、食べたいものなのですね。
私はまだ2月に作ったものがあって、今あわてて食べています。
人生最後の食べ物に、これを選ばれるなんてびっくり仰天です(笑)よ。