今年の秋口から読んでいる「ハルメク」。最初の2冊はなじめなくて、購読申込みしたのを後悔したのだけど。
ここ2月、きたらちゃんと隅から隅まで読むことにしたのです。
そしたら「あらー、いいじゃん」となりました(笑)
2023年1月号の巻頭インタビューは草笛光子さん89歳です。
以前NHKの朝ドラに出演されていて、たぶんその時80歳位だったかしら。
綺麗でいらして、その肌の美しさと白さには驚かされました。
若い日にゴルフに行っていたら、大先輩が女優が日に焼けるようなことをしてはダメだと忠告してくれたのだと。
それ以来、常に日傘と手袋をして・・・・・・というようなの、どこかで読みました。
プロですね、あの美しさにはそれなりの努力の継続の結果があるのですね。
今回のインタビューの中で、グッときたのが、この言葉です。
「老いとは゛おっくう゛との闘いです」
年を重ねるにつれ、だんだん思い通りにならなくなる体と真摯に向き合いながら、老いって何だろうと考えるようになってたどり着いたのだそうです。
体力の衰えを自覚して、週に1回、筋トレとストレッチを中心としたトレーニングをはじめたのが72歳の時。
なるほどです。
たしかに゛おっくう゛と思うことが増えてきました。
この億劫を受け入れていたら、たちまち何もしない、いやできない老人にまっしぐらかもしれません。
私の周囲にもいます。
80歳も90歳も面白がっていきればいい。
という草笛さん。さらに、
実は私、大ざっぱだから幸せなんです。
これを読んで、なんと爽やかな気持ちにされました。
そう億劫を億劫としないで、億劫を楽しめばいいのだと。
楽をしようと思えば、言い訳なんかいくらもできるけど、それは自分との闘いに負けたことになるものね。
お読みいただきありがとうございました。
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