靴の修理

2009年12月30日 | 日々のこと
仕事用のシューズがなんとなくを越えて履きづらくなった。歩き方が上手でないせいだろう片減りしている。

 履きやすいのに・・・と、街に出る途中の靴屋さんが修理の看板を出しているのを思い出した。

 店主が靴底を確かめる手元で、奥さんが「良い皮だから・・・」と、結局直してもらうことに。

 3日程して取りに行ったら、店主が「あんたの今履いてる靴は?」と商売上手に勧めてくださった。どちらも靴代金の3分の1程度の修理代である。

 店主が幾らになるという前に一瞬、外に止めてある私の車を確認したのがわかった。私も値踏みされているなあと。

 2度磨いておいたよと新品のようになった靴は、また元のように履きやすくなった。捨てなくてよかった。

 「修理したい方、紹介してくださいね」と奥さんが送り出してくれながら言った。靴を作る時代から買うという時代になってしまったから、手持ち無沙汰なのかもしれない。

 長いこと買っていたお店で「お直しもしますから」と声をかけてもらって、持ち込んだことがあった。1ケ月も経ってもできあがらなかったし、店主がこの靴でしたっけと、取り出したのは、スーパーの袋に入れられて、山積みになったところからだった。

 いったん売ったものには、愛情がないんだと思えた。型くずれなんて気にもしていないんだと。それ以来足が遠のいてしまっている。日々の生活がパンプスからスニーカーに変わってきたせいもあるのだけど。
 
 スニーカーを履き始めると、足はおおらかとなり、改まった日のパンプスの足が痛いのが難なのであるが。
依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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