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雑草との闘い

2009年07月06日 | 家事のこと
 休日、裏庭を2階から眺めたら、緑が濃い。これって草が伸びてるってことかーっと。孫と蛙を探しに裏庭に出たついでに、草むしりを始めた。

 雨上がりの後は、根まで抜けるからとってもいいタイミングだ。昨年は蛙を自分で捕まえたのに、今年は「怖いよー」と言う。男の子にこれはならじと、捕まえてみせる。誰だ怖いを教えたのは。

 実を言うと、私は虫が嫌い。それも半端ではなくだ。しかしだ、そうは言ってられないのが現実。絶対見ないことにする。見てしまったら身体が拒絶反応をおこすから。

 植木の下にもぐって抜き続ける。この頃家を守って行くということが、どんなに地味で大変なことかよくわかる。曽祖父が健在な頃、我が家の庭には雑草が生えないものだと思っていたくらいだった。

 裏庭も夫が定期的に管理していたから、今までそれほど手を出さなくても、それはそれなりだったのであるが、まだ50肩が治りきらない。

 土がいいのだろう、ミミズがいっぱいだ。「恐いよー」と孫は後ずさりする。

 小学校に上がった頃だろうか、釣りに熱中した5歳違いの兄に、ミミズとりを命令された。どの位嫌だったか、泣きの涙でミミズを捕まえた。ミミズよりも兄の方が恐かったから。

 釣りにもお供をさせられた。竿も持たないで、隣にズーッと静かに座っている事は、苦痛以外の何者でもない。おしゃべりすると、魚が逃げるのだそうだ。そんなら一人でいけばいいのに・・・兄もまだ子供だった。

 そして・・・餌とりが命じられるのだ。桑の木にいる青虫。これは葉に包まっているから、実物を見ないだけいい。

 草むしりをしつつ、そんな昔を思い出して、兄に感謝した。虫は大嫌いだが、ミミズと青虫にだけは、なんとか我慢ができるのは、あの日々があったからに違いないと思えるから。

 高温多雨のこの時期、草の伸びはすばらしい。二酸化炭素削減に役立っていると思えばいいかも。

 
依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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