明るい声で。!!

2007年04月01日 | 住まいづくり
3年に1度の同窓会でのことである。丸テーブルを囲んでの懇親会で席順で自己紹介が進んでいた時である。「皆さん こんにちは」と明るく華やかな声に会場の全員が顔を上げその方のほうを注目したのである。

 現役のアナウンサーでした。さすがに話術に秀でていました、どなたも顔も名前も覚えてお帰りになりました。

 その日彼女に「話し方のこつ」をうかがいました。私も人様の前でお話する時は明るい声でお話するよう心がけています。そうですよね。ぼそぼそとしたイントネーションのない寂しそうなお話ぶりではどなたも気に留めてくださいませんものね。

 平成4年にソーラーサーキットの営業の研修会に初めて参加しました。
NHKの榊寿之アナウンサーが話し方をカネカの堀内さんが技術をと、私がそれ以前にもそれ以後に幾多の講習会や研修会を受けたけれど、これほどユニークな研修会をうけたことがありません。

 20人でまず自己紹介から始まりました。自分で話そうことを考えている間がないのです。次から次へと今自己紹介をした方の感想を求められるのですから。
ですから、だんだん皆さんの自己紹介がよくなっていくのですね。
自己紹介と研修の発表は2日目の最終に一人ひとりビデオにとって、客観的に見ることができました。

 技術面については、日頃自分が疑問に思っていることを書き出すところから始まりました。教えてくれるんだとばかり思っていましたら、そっくり返されました。
その疑問がお客様からの質問だと思いそれにお答えできるように勉強するという仕組みでした。
 20人の疑問を2日間勉強させていただきました。発表すると質問がでて、さらに話し方が直され、どんどん指名されてで感想を求められるパターンでした。

 おかげさまで、ソーラーザキットの知識がバッチリと身につきました。
やはり、榊アナウンサーも明るい声でと、そして自己紹介にしても発表にしても、最初に結論を言ってそれから中身をお話するほうがインパクトがあるというようなことをおっしゃられました。
 もうあれから15年の月日がたつのですね。昨夜のラジオ深夜便は榊寿之アナウンサーの日でした。お声をきいて懐かしく想いだしてしまいました。
                            美恵子

 
コメント
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