日銀券を増刷して日本国を救う村島定行のBlog

①日本は世界最大の債権国、お金がなければ刷りなさい②英語を多用すると次第に馬鹿になる③靖国参拝は日本人の義務だ。

消費税10%では間に合わぬ!ーーーー20%でも同じこと!つまり日銀券増刷しかない!

2011年02月05日 | 経済
元厚生労働相の柳沢伯夫氏が政府の社会保障と税の集中検討会議に参加することになったが「消費税10%では間に合わぬ」と言っているそうだ。これは最初からわかっていることだ。20%でも間に合わぬ。日銀券増刷しかない。
 税収の不足額は50兆円以上である。今年の国債発行額は44兆円で埋蔵金を10兆円を使っている。つまり54兆円も借金をしているのである。消費税10%にすると12.5兆円円増収となる計算だが増税で景気が悪くなることを考えると12.5兆円の半分も増収にならないであろう。つまり50兆円以上不足するのに5兆円ぐらいの財源では何にもならないのである。時間を浪費するだけ解決が遠ざかることになることは明白である。
 橋本内閣のときに消費税3%を5%に上げたときにどうなったか。消費税の税収は4兆円増収になったが景気が悪くなり、法人税と所得税が6.5兆円減収になりかえって悪くなっているのだ。ここ10年間継続的に公共事業を削ってきた。その額は10年前44兆円の公共事業費が昨年は20兆円に減っている。24兆円公共事業費を削ったが税収が60兆円から一昨年には36兆円に減っているのである。節約したと同じ額だけ税収減で持っていかれて元の黙阿弥になったのである。
 従って正しいのは増税ではなく減税、歳出削減ではなく財政出動なのである。
 政府がやってきたことは歳出削減と増税である。これは「不景気の時には財政出動と減税」という古今東西守られてきた原則に反している。方向が間違っているからいくらやっても目標に近づけない。正しいのは大幅な財政出動と減税、その財源は日銀券増刷なのである。明々白々の事実を判る政治家、官僚、学者がいない。これは自分の頭で考えないで人の顔色を見て自分の考えを決めるからであろう。
 与謝野馨も柳沢伯夫も自民党時代財政政策を決定する中枢にいたのである。これほど経済を悪化させてきた張本人である。無能であることが実績から証明されている。
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